ガンジーの楽知ん研究にっし。

仮説を立てれば,毎日が実験室 ── 楽知ん研究,仮説実験授業,書評,長期投資etc.

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「不完全さを受け入れつつ、自尊心を失わずに生きる」 

仕事で、
職場の同僚(働かないおっさん)に対して感情的になってしまった。

すこし落ち込んだ。


「不完全さを受け入れつつ、自尊心を失わずに生きる」


落ち込んじゃうような奴には、話ができない。
それは、甘えなのだ。


へこたれない生き方を、しよう。 (5/13 記)

自分管理術―チャンスに勝つ ピンチで負けない (幻冬舎文庫)自分管理術
チャンスに勝つ ピンチで負けない

(2005/10,幻冬舎文庫)
長谷川 滋利

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ヒトをほめること,他人の笑顔のうれしさ 

昨日の記事から関連して。

自分が好きだと思える「正のエネルギー」が出る対象を大切にし、
その対象を少しずつでも押し広げていく努力を徹底的にするべきだ。
という言葉を,昨日の記事の中で紹介した。

では,どうしたら,そういう対象が見つかるだろうか。
どうしたら

 「自分のやりたいことはこれだ!」

という地平にたどりつけるのだろうか。


そのカギは「他人の笑顔」にあると,私は思う。
ヒトは,社会的な生物なので,なかなか自分ひとりだけでは,
充実感ややりがいを感じることは難しい。
「これ選んでよかったな」は,〈ヒトとの関わり〉の中にある。

西原理恵子『上京ものがたり』(小学館)という本の中に,
こんな1コマがある。

地方から上京した,絵を描くのが好きな女の子(西原さん)が,
エロ本のカットの仕事で,初めて人からホメられた時の場面。
 西原理恵子『上京ものがたり』36話より (c)西原理恵子
 「自分が好きでずっとやってきたことが
  うまれてはじめて しらないひとにほめられた」

あぁ,わかるわかる,と思った。
『上京ものがたり』はすぐれた本(マンガ)だが,
この部分(35~53ページにかけて)が,ぼくはいちばん好きだ。

「田舎からでてきた,ただの絵を描くのが好きなだけの少女」が,
自分の道をみつけて,自分で,自分の居場所を切り開いていく。
その時のうれしさ,わくわくが,このくだりには,
交じりっ気ない,ものすごい純度で,描かれている。

すがすがしくて,読んでいてうれしくなる。幸福な気持ちになる。

西原理恵子『上京ものがたり』43話より  (c)西原理恵子


自分のしたことを,誰かにホメてもらえた時,
人は本当に,うれしい。それは,大人とかこどもとか関係なく,
ちょっと本当に,信じられないようなうれしさなのである。

だからこそ,昨日の梅田望夫さんの
「好きなこと」と「飯が食えそうなこと」の接点
なのであり,
「人を褒める」というのは「ある対象の良いところを探す能力」と密接に関係する。「ある対象の良いところを探す能力」というのは、人生を生きていくうえでとても大切なことだ。
なのである(→元記事へのリンク)。

ヒトからほめられることはうれしくて,
だから,ヒトをほめることが大事なのだ。


カギは「他人の笑顔」にある。
「これ選んでよかったな」は,〈ヒトとの関わり〉の中にある。



上京ものがたり上京ものがたり
(2004/11)
西原 理恵子

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【言葉】「好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ」 

ひさびさ,「心に残る言葉」シリーズ。

かいたく投信の森本さんのブログ経由,
ブログ「My Life Between Silicon Valley and Japan」から。

自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、
人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。

『ウェブ進化論』(私は読んだことないけれど)とかを書いている
 梅田望夫さんのブログである。

うなづくところが多かった。引用する。

自分の良いところを見つけるには、自分の直感を信じ(つまり自分を信じるということ)、自分が好きだと思える「正のエネルギー」が出る対象を大切にし、その対象を少しずつでも押し広げていく努力を徹底的にするべきだ。そういう行動の中から生まれる他者との出会いから、新しい経験を積んで
(中略)
「好きなこと」と「飯が食えそうなこと」の接点を探し続けろ。そのことに時間を使え。

日本人は人を褒めない。
(中略)
「人を褒める」というのは「ある対象の良いところを探す能力」と密接に関係する。「ある対象の良いところを探す能力」というのは、人生を生きていくうえでとても大切なことだ。

もっと悪いのは、ダメな大人の真似をして、自分のことは棚に上げて、人の粗探しばかりする人がいることだ。そうすると利口に見えると思っているかもしれないけど、そんなことしている暇があったら自分で何かやれ。


大学にいた時もずっとそうだったし,就職して職場でも,つくづく感じる。
まぁほんとに,世の中にはヒマな人が多い。
もうちょっと自分を生きてたら,他人の噂なんて気にしてるヒマ


ともあれ,それをここで愚痴ってても,
それこそ「人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ」であるな(笑)。


    *

別の話をしよう。
先日,朝日新聞の「be」(土曜版)で,

 吉岡秀人さん

という方の記事が載っていて,それは,良い記事だった。

「Japan Heart」という団体をたちあげて,
ミャンマーで,自らも医師としてバリバリ手術をこなしつつ,
仲間・後進を集めて,医療活動を行っている,という。
記事の語り口から,

  「あぁ,この人も〈疾走している人〉だ」

と思った。

「疾走している人」とは,ぼくの師匠が,
さわかみ投信の澤上篤人さんを指して言った感想である。

世の中には時々,「〈本当に自分のやりたいこと〉が
1mmのブレもなく定まってしまった人」
というのがいて,
そういう人はたいてい,自分の抱える目標に対して,
あまりに現状が遠すぎるために,人生の残り時間が足りなくなる。
やるべきことは多く,時間はいくらあっても足りない。

 だから,彼らは疾走する。



    *

で,後進としては,
自分なりに,彼らの背中を追っかけて走るのみ,
でありますわ。
自分で決めた道を。にょぼぼぼ('ε')


────────────────
[リンク]

 ●ジャパンハート JAPAN HEART -国際医療協力・海外医療ボランティア医師団-
  ●海を越える看護団

 ●発展途上国の子供を救え!
   ;吉岡さんのブログ。カミソリのような言葉が並ぶ。激しい。

 ●小児科医の子育て日記
   ;その奥様のブログ。おくさまも小児科医。
    パートナーシップの,もう一方の側からの視点が興味深い。

 ●書籍(近日発売)

飛べない鳥たちへ―無償無給の国際医療ボランティア「ジャパンハート」の挑戦飛べない鳥たちへ―無償無給の国際医療ボランティア「ジャパンハート」の挑戦
(2009/05)
吉岡 秀人

商品詳細を見る



────+
追伸(Mくん読んでるかな?)
まだ見つかってない人は焦らなくてもいいと思うよ。

【言葉】「自己の確立の上に,関係性の開花がある」 

安野モヨコ『花とみつばち』を読んだ。

花とみつばち (7) (ヤンマガKC (1171))花とみつばち (7) (ヤンマガKC (1171))
(2003/11/06)
安野 モヨコ



んで,ネットで見かけた評論から。

 NHKに青年たちとの対話役として出ていた安野は、もっさいカッコウをした男の子が、その独特な意見ゆえに、出演した他の若者たちから集中砲火をあびながらも、自分のスタイルに固執していたのをみて、「十年後、彼がいちばんカッコよくなっている」と最後にコメントした。
 つまり安野の核心には、「自分というものが確立していることが大切なのであって、関係性の開花はその上にあるものだ」という信念がある。それが妥当なものかどうかはとりあえずおいておくとして。
  (紙屋研究所:安野モヨコ『花とみつばち』より。太字は引用者による)

こういう言葉,グッと来ますねぇ。いいですねぇ。
いかにも,最近のわたしの好みそうな言葉だ(^^;)。

同時に,これを読んで,
わたしがなぜ安野モヨコにハマっているか,納得がいった気がした。

そしてまた,この言葉は,
『花とみつばち』の主題を,とても適確に言い当てていると思う。


『花とみつばち』は,おもしろかった。
最終巻 番外編で,きちんと自立して,
(「モテる」以外の)目標を持って生きているコマツを見て,
あぁ,ちゃんと作者は主人公を救済したなぁ,と……(笑)

他人(女の子)の評価の影ばかり気にして,オドオドオドフラしていた
あわれなコマツが,番外編ではしっかりしているのを見て,
なんだかたいへんうれしかった。ホッとした。

(太田サクラの方は,番外編ではちょっとかっこわるくなっていた。
 高校本編ではサッパリした性格であんなにかっこよかったのに……
 実際の女子高生も,社会に出ると多かれ少なかれ,
 ああやって壁にぶつかって,変わるのだろうか?
 女子の生態に詳しくないので,興味のあるところだ……
 まぁ,誰だって揺らぐ時期はあるか。)



思えば,ぼくが『たのしい知,みっけ!』
編集発行する中で描いた(?)のも

 「自己の確立」

だったと思う。
(それは,当初の意図とはちがったが,結果的に,
 そういうものになった)

だから次はつくるとしたら,

 「関係性の開花」

な仕事がしたい。一段,次のステップへ。


あー,仕事がしたい。本をつくる仕事が。


でも,給与をもらっている以上,
与えられた仕事に身を入れないのは,プロとして失格だ。
ちょっと最近,疲れ気味なのだが,
ダルいとか言ってないで,高い意識をもってやっていきたい。


と,3連休のおわりの夜に思う,わたくしでした。
さぁ,おしごと,おしごと


   *

というわけで,働きマン↓に,うまくつながった(笑)

働きマン (2) (モーニングKC (1453))働きマン (2) (モーニングKC (1453))
(2005/07/22)
安野 モヨコ





[追記]
 引用した中で評者が触れているように,
 実際には,「自己の確立」と「関係性の開花(人間関係の充実)」は
 同時発生的・相互補完的であり,
 「関係性」が「自己の確立」をうながす,というケースもありえると思う。

 う~ん,でも,「開花」は,自己が確立してないと難しいかな?

(旅行記番外編)【言葉】「死なないこと、人生を楽しむこと、世界を知ること」 

楽知んイギリス旅行記番外編,その1。
「死なないこと,人生を楽しむこと,世界を知ること」

これは,投資家ジム・ロジャーズが,
村上龍の質問に答えて言った,
彼の人生における3つのプライオリティ。

――『冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行』
  (日経ビジネス人文庫)
「解説」より
  東京で会ったとき,最後に私は次のような質問をした。「壮大な旅と投資,あなたにとってはどちらにプライオリティがあるのですか?」
 ジム・ロジャーズは,プライオリティというのはそういった比較では語れない,と即答した。「まずもっとも大事なのは,殺されないようにすること,二番目が人生を楽しむこと,三番目が世界を知ること。それがわたしのプライオリティです」
 わたしは彼のサインをもらった。そこには次のように書いてあった。「リュウ,人生は短い。遠くまで行け。そして深く考えよ」

村上龍はこれにいたく感激したらしく,
その後,自身のエッセイのサブタイトルにも,この言葉を用いている。
『すべての男は消耗品である。〈Vol.4〉――(1)死なないこと(2)楽しむこと(3)世界を知ること』 (幻冬舎文庫)

で,ぼくもけっこう,この言葉が気に入っていて,
折りにふれて,思い出すことがある。

なにかに迷った時,ちょっと脳みそを整理したい時に,
このプライオリティに従うと,けっこう,スッキリするのだ。

・最初は「死なないことがいちばんなの? なして?」と思ったが,
 「命あってのモノダネ」という言葉もある。
 アタリマエだけど,生きていてこそ,人生はある(^^;)わけだ。

・その上で,人生をたのしむ。

・そのためには,せまい自分の世界に閉じこもらず,
 外に対して,自分を「開いて」いく
こと。
  (※「世界」というのは,「外国」という意味ではなく,
   もっと広義の意味だと,ぼくは解釈している)

というふうに,なかなか,よく整理されている。

今回の旅でも,いろんな〈外部〉の情報の洪水に圧倒されて,
「あれ,自分はなんのためにここ(イギリス)へ来たんだっけ?」
という,ざわざわした気分になったことがあった。

その時,この3つのプライオリティを思い出して,

「ま,いっか! やって来るものを受け止めて,
 この旅行を,たのしみ尽くそう!」

と,気持ちを整理することができた。

なかなかに,ガンチクに富む言葉である。
きっと今後も,ときどき,お世話になることだろう。


冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行 日経ビジネス人文庫 (日経ビジネス人文庫)冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行 日経ビジネス人文庫 (日経ビジネス人文庫)
(2004/03/02)
ジム・ロジャーズ



【献辞】「止めないで」 

先日も「今ごろアルバムを買うなんてファン失格としかられそう」
書いた矢先,SASAMI Cafe mookさんの昨日の記事には,強い衝撃を受けた。

「20年間誇りを持って続けられてきた職を,失う」ということが,
いかばかりの喪失感か,正直,想像はつかない。

でも,誰よりも笹川美和さんを応援してこられたmookさんに(mookさんだからこそ),
今こそ,笹川美和さんのこの詞を,引き,贈りたいと思う。

 いくつの裏切りと いくつの悲しみに
 あたしはどれくらいの 涙を流したろう

  ~
 そんなあたしに今 神は教えてくれた
 今こそ進む時と いざ進めと
  ~

 時よ止めないで
 時よ止めないで

 今ここに新たな光が心の中に射す
 今ここに新たな光が心の中に射す

 (作詞作曲:笹川美和「止めないで」より引用)

人生に「行き止まり」はない。
〈大切なもの〉との別れは,強い痛みを伴うが,
必ず人生は,〈次の新しい出会い〉を連れて来る。
そして,思いがけない方向へ向かって,人生は,展開していく。

必ず,である。

痛みを乗り越えて,きっと,新しい自分になれる。


mookさんが,また笑顔で,
〈笹川美和と,新潟アルビレックスと,大好きな本たち〉について,
愛に溢れた記事を書かれる日が来ることを,切に願う。


止めないで / 美しい影止めないで / 美しい影
(2004/11/17)
笹川美和




註記:「献辞」という言葉は,本来,自分の著作を誰かに捧げる時に使う言葉で,
  引用した詩作を贈る際に使うのは誤用と思われるが,
  なんとなく,私の気持ちを適確に表してくれるように感じたので,
  あえて使用した。

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