ガンジーの楽知ん研究にっし。

仮説を立てれば,毎日が実験室 ── 楽知ん研究,仮説実験授業,書評,長期投資etc.

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変わっていく風景の前に立って俺は故郷を見ていた 

……みたいなタイトルが,
小説や映画で流行っている気がするが,
三代目魚武さん辺りにルーツがあるのだろうか?

君が前の彼氏としたキスの回数なんて俺が3日でぬいてやるぜ (角川文庫)君が前の彼氏としたキスの回数なんて俺が3日でぬいてやるぜ (角川文庫)
(1994/04)
浜田 成夫

商品詳細を見る

       *

 にゅうどうぐも

もうすぐ,実家の近くに高速道路が通るらしい。

この辺りも,もう二度と 田んぼの溢れる風景には戻らないのだな,
と思って,すこし切なくなった。

空が狭くなるから,高速道路が立っているのは嫌いだ。

  *

だがしかし,ものごとは,
個人の切なさとは関係ないどこかで決められ突き動かされて,
あるいは時に,誰にもどうしようもなく変化していく以上,

それを受け入れていくしか,とるべき選択肢がない場合は,
多い。

というか,それがほとんどなのが,人生ではないのか。

 田んぼの夕暮れ(最後の原風景)


せまい日本, そんなに急いで,どこへ行く

(出典:(財)全日本交通安全協会
  昭和48年 交通安全年間スローガン

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[名古屋]「ビッグイシュー」を買っただよ~ 

今日は,名駅のレジャックで,友達とボーリング。
たまたま,レジャックの前で,「ビッグイシュー」の販売員さんを見つけたので,
西原理恵子さんの表紙の号を,1冊購入。

  「ビッグイシュー」2010年1月号 表紙
「ビッグイシュー」2010年1月号


普段は,ハリウッドスターが表紙のことが多いんだけど,
たまに,奈良美智だったり,ミッフィーだったり,
バカボンや鉄腕アトムが表紙になったりする。


いちおう説明すると,「ビッグイシュー」というのは,
雑誌のことで,本屋さんでは買えない。

かわりに,ホームレスのおっちゃんが路上で〈販売員〉をしていて,
その人から買うと,1冊300円のうち160円(2010年3月現在)が,
その人の収入になる。

もって,ホームレスの自立を支援する,というわけだ。
(詳しい仕組みは,「ビッグイシュー日本版|販売のしくみ」参照)
いわゆる「社会的起業」というやつである。


ビッグイシューは,
もともとは,イギリスのスコットランドで始まった。
その後,世界各国・各地に展開している。

日本では,大阪に本社がある


   *

先日,『突破する人々』という,
日本版ビッグイシューをたちあげた人たちの
ドキュメントを読んだが,なかなかオススメの本なので,
本誌の購入とあわせて,オススメしておこう。

いい本です。

ビッグイシュー 突破する人びと―社会的企業としての挑戦ビッグイシュー 突破する人びと
―社会的企業としての挑戦

(2007/06)
稗田 和博




この本に書かれているとおり,
今日の販売員さんも,じつに柔和で,まごころのこもった接遇だった。
雑誌も,たいせつに,1冊ずつ,カバーがかけられていて,管理されていた。

今日は時折り,小雨が降っていたが,雨の中,彼は,立ち続けていた。
買うとき,すごくうれしそうに,雑誌を手渡してくれた。


ホームレス問題については,
いろんな考えの人や,いろんなこと言う人もいるだろうが,
まぁそんなことは,関係ないのだ。1ミリも。

買いたい人が,買えばいい。それだけだ。 実に,シンプル。



───────────────────

ビッグイシュー日本版|BIGISSUE JAPAN
  http://www.bigissue.jp/
ビッグイシュー日本版


 >> 販売場所一覧(大阪,東京ほか)



ビッグイシュー英国版
 http://www.bigissue.com/
  本家。


生活の柄~BIG ISSUE販売奮闘記@名古屋~
ビッグイシュー名古屋 ロゴ


ところでこのロゴは,たいへんかわいい…。

【ふしぎな調査結果】未来は明るいか? 

村上龍さんのコラムで,こんな記述があった。
Q.1046 あるアンケートによると、今年二十歳を迎える新成人の8割が「日本の将来は暗い」と考えていて、自分たちの将来については6割が「明るい」と楽観しているそうです。
新成人に対して、「経済」の観点から、何かアドバイスをお願いできればと思います。

興味がわいたので調べてみると,どうやら,
「マクロミル」(マクロ見る?)という会社が行なったアンケートのことらしい。

  マクロミル:2010年 新成人に関する調査

今年新成人となる男女516名で,インターネット上での調査。

  「日本の将来は暗いけど,自分の将来は明るいと思う」
というのは,
なんだか不思議なビジョンの持ち方のようにも思えるのだが……??

どう解釈したらいいのか,いまいちわからないでいる。
この違和感は何だ?

なにか引っかかる感じで,
それはなにか,とても重要なことのような気がするのだ……

 (この記事,つづく)


─────────+(追記)

・要約は「明るい/暗い」の2分法でセンセーショナルに報じているが,
 詳細のPDFデータを見ると,多いのは「どちらかといえば暗い」「明るい」である。
 するといちばん多いのは
 「日本はどちらかといえば暗いけど,自分の将来はまぁ明るいんじゃないか」
 という感じか。これなら,だいぶ話は違う気もする。

 ぼんやりした感触であり,強い危機感や多幸感は感じられない。

・謎のηさんからコメントをいただいて,2009年にも同社の同じ調査があることを知った。

・なぜこの問いが気になっているかというと,楽知ん研究所が
 「どんな未来にしたいですか?」という紙芝居を製作中だから。
 この紙芝居,
 なかなかおもしろいので,機会があったらぜひご一読(一覧?)を

【書評】『おカネで世界を変える30の方法』と『インビジブル・ハート』 

NPOバンクmomoのソーシャル・ファイナンス研究会に参加した際
その場で売られていた『おカネで世界を変える30の方法』という
本を買って,読んでみた。

おカネで世界を変える30の方法おカネで世界を変える30の方法
(2007/12)
JAPANエコ貯金プロジェクト [編]



内容に,違和感や反発を感じた。
「おカネの流れが社会をつくる」という基本原理は同意できるし,
「弱いものを守りたい」という心情もあるていど理解できるが,
「企業のすることは全て悪である」かのような一方的な言説や,
実名を挙げての告発主義には,賛同できない。

企業には企業の,立場や論理や,利害がある。
それを無視して,声高に「弱いもの」だけの都合を
述べても,問題は解決しないだろう,と感じた。


もし,正義感に燃える人たちを説得するとしたら,
どう説明したら,納得してもらえるのだろうか? う~ん。

それに,自分自身,たしかに企業には,
そういう負の側面もあるのではないか,というモヤモヤも
感じていた。


そんなモヤモヤを,
ブログ「投資をたのしむ♪」さん(このブログは,内容が,
いわゆる「投資マニア」なブログとは一線を画していて,
しばらく前から愛読している) で紹介されていた
『インビジブル・ハート』という本で,解くことができた。

インビジブルハート―恋におちた経済学者インビジブルハート―恋におちた経済学者
(2003/04)
ラッセル ロバーツ



折り込み部分の内容紹介を引用すると,
 ワシントンDCにあるエリート高校で経済学を教えるサム・ゴードンは,
政府による規制は有害であり,人類は自由な経済市場のもとでこそ
繁栄すると信じている。
 一方,同僚のローラ・シルバーは,
ウォールストリートジャーナルよりもワーズワースを好む文学者。
政府は,消費者や労働者を市場の暴挙から守るべきだと考えている。
 (中略)
 辞職の危機に追い込まれたサムに打開策はあるか?
ローラは,アダム・スミスを崇めるような男を愛せるか?
その答えが明らかになるとき,あなたは
ビジネスや市場が,いかにしてわれわれの生活を変えていくのかを
学ぶことになるだろう
とあり,
小説仕立てで,両極端の2人の議論を,
シーソーのように読んでいけるようになっている。
(本にはもうひとつ,大事な流れがあるのだが,ここでは省く)

非常に,すぐれた啓蒙書であると思った。
こういうものが書ける人がいるのが,アメリカの「厚さ」だよなぁ,
と思う。

巻末には注釈があり,各エピソードの出典が明記されていて,
この本をとっかかりに,経済学の知識をより深めていけるようになっている。


上記2つの本の内容は,対照的な内容だが,

  「人間の尊厳を守りたい」

という根っこの点では,実は,共通しているのだと思う。

だからこそ,もし『おカネで世界を変える30の方法』を読んで,
無条件に感動し “てしまう” (とここでは敢えて書く)ような人がいたら,
バランスのとれたモノの見方のために,
『インビジブル・ハート』を,読んでみてほしいと思う。


まだ書き足りないので,この記事,つづきます(たぶん)。

 *お礼方々,「投資をたのしむ♪」まろさん宛,トラックバック。

【NPOバンクmomo】ソーシャル・ファイナンス研究会 

先週の「かものはしプロジェクト」に続いて,
昨日は,NPOバンクmomo主催の
「ソーシャル・ファイナンス研究会」に参加してみた。

  momo SF研究会

参加の動機は以下の2点。
 ●1.momoという組織の雰囲気への興味
 ●2.地域金融シミュレーションゲームへの興味

1は,昨年,NPOバンクという仕組みに興味を持って,
ごく小額を出資してみた
わけだが,いったいどんな雰囲気なのか,
どんな人たちが集まっているのか,興味があった。

2については,今回の研究会のテーマが,
「地域金融シミュレーションゲーム」だった。

「地域金融シミュレーションゲーム」とは,momoの告知ページによれば,
 地域の経済を単純化して体験するシミュレーションゲームです。
参加者は2~3名ごとにチームを作り、各チームごとに地域住民としてフリーター、退職者、工務店、弁当屋などの役割を担います。その仮想世界の中で、各役割同士がモノを売買したり、時には金融機関からお金を借りることもあります。金融機関の融資方針やその他の設定を変えて2回ゲームを行い、その結果を比較して金融のあり方が地域社会に与える影響を疑似体験します。
というもの。

長期投資×教育のからみで,
社会や経済の仕組み(と,その教育の方法)には,以前から興味がある。


結果,2つとも,目的を満足することができた。

1つめについては,
研究会のあとの飲み会(momo bar)にも参加し,
いろいろ個性的な人と話をすることができた。
かなり,それぞれクセのある人々が集まっていて,
同じくクセのあるニンゲンとしての私には(^^;),
けっこう波長の合うものがあった。るん♪

2つめについては,
もともとは,金融機関(近畿ろうきん)の研修用につくられたゲームで,
まだ生まれたてホヤホヤ,実戦経験少なし,とのことで,
かなり荒削りな部分もあったが,
いろいろ,おもしろい点も多かった。

最初は,ちょっとルールが飲み込めず戸惑ったが,
チームを組んで,アタマで考えるだけではなく,
実際に動き回って交渉したりする(=身体性がある)ので,
なかなか,心地よい充実感がある。

ふだん,デスクワークばかりやっているので,
久しぶりに,脳みその違う部分を使っている感触(^^;)がした。
(冒頭の写真は,ゲーム終了後に感想を述べあっている様子)

最初から,「地域(local)でお金を循環させよう」という
ソーシャル・ファイナンス(社会的金融)の党派性を含んで
設計されているので,それを除いたら,
(開発者の意図からは外れてしまうだろうけれど),
もっと広く一般的に使える教育ソフトになるのではないか,と思った。

あと,大人向けじゃなくて,もっと子どももたのしめるような
ゲームにはできないかなぁ……
でも,内容的に,すこしキビしいかもしれない。

 (↑なんかエラソーなコメントだこと……)

ともあれ,初めてのmomoとの直接?接触は,なかなかの好感触でありました。
若い人(同年代)が多かったのも印象的だった。
また興味を引かれる企画があったら,参加してみたいと思う。

momoのスタッフのみなさま,ありがとうございました!


【追記】
momoの代表をされている きむさんの日記にトラックバック。
きむの地域デザイン事務所 カシオペイア -09/1/17 「拍手」のような存在に

【講演】かものはしプロジェクトの村田さんの話を聴いた 

昨日は中日ビル(名古屋・栄)で開かれた
「長期投資の輪」という集まりに参加して,
NPO法人かものはしプロジェクト村田早耶香さんの話を聴いてきた。

   かものはしプロジェクト 村田早耶香さん

かものはしプロジェクトは,
強制的な商業的性的搾取を防止する活動を、
持続的かつ発展的に行うことにより、
全ての子どもたちが未来への希望を持って
生きられる世界を実現させる
ことを使命として,
カンボジアでこどもたちを支援する活動をしているNPOである。

村田さんは,大学生のとき(2002年),
仲間と一緒にこのプロジェクトをたちあげ,
現在まで活動を続けられている。

参加者の中には,その活動の人道性に感動されていた方もいたが,
ぼくがおもしろいと思ったのは,組織運営の点。

かものはしプロジェクトは,大きく3つのパートからなっている。

 ●A.会員・寄付制度
 ●B.国内でのウェブ事業
 ●C.現地(カンボジア)での支援活動

の3つである。
AとBから得た収益を,Cに注ぎ込んでいる。

一般に,こういう支援団体というと
「ボランティア」「無償」といった言葉とセットであることも多いが,
かものはしプロジェクトでは,活動資金を得るために,
ジマエで事業を行なっている。
ウェブ事業は順調に収益を上げているそうだ。


また,カンボジアでの支援においても,
ただ,物資や食料を「ばらまく」のではなく※,
(※:ただし,そういう形の支援もじゅうぶん意味がある,
    と村田さんは言っていた)
地元の人たちが,自分たちで生計をたて,貧困から抜け出していけるよう,
「コミュニティ・ファクトリー」という施設を設け,
職業訓練などを行なうことで,彼らの「自立」を支援している。

アメリカ独立革命の父 ベンジャミン・フランクリンの
自伝に,こんな言葉がある。
~~,したがって,貧しい青年に髭の剃り方と剃刀の研ぎ方を
教えてやった方が,1000ギニーの金をあたえるよりも
人生における彼の幸福により大きく貢献することになる
『フランクリン自伝』中公クラシックス 17ペ)

単なる一方通行の支援をするのではなく
現地に貧困から自立していけるような「しくみ」を根付かせること。

また,そのために,継続的な活動資金の源泉として,
寄付集め(ファンド・レイジング)だけではなく,
利益を上げられるようなビジネスを組み合わせること
(ビジネスモデル,ビジネスの論理があること)

こういうのを「社会的起業」という。
今回,そうした活動をしている人の話を,
初めてナマで聴くことができた。


正直,30分間のプレゼンを聴いたくらいでは,
全然実感なんて湧かない。
まだ,ぼくには遠い世界の出来事である。

し,そんなハードな現実からは目を背けるに限る,とも思う。
自分ではどうすることもできない現実なんて,
世界にはたくさんある。関わっちゃったら,つらくなる。

でも,そういうことに,覚悟を決めて立ち向かっていく人に
ちょっぴりの拍手と応援を送ることくらだったら,
ちっちゃいあたくしにも,できるざます。

気負わず,ゆるゆる,自然体で。
今年のテーマは「行動」である。どんどんいきます。

  *

社会人になったので,
収入の数%は,こういう社会的活動の支援に使おうと決めている。

  長期投資の輪 村田さんを質問攻め

【出資】コミュニティ・ユース・バンク「momo」 

前回記事の末尾で,初めてのボーナスが入ると浮かれ書いた。

同期の女の子たちは,
ここぞとばかりにタイミングを合わせてくるバーゲンで,
オシャレ服を買ったりしているようである。

男どもは,どうしておるのだろうか。なぞ。
(一般に,男同士は,女性に比べてこういう話をすることが少ない)


●コミュニティ・ユース・バンク「momo」

さて,んで,わたくしの使い道である。
ボーナスの一部を使って,以前から興味を持っていた

  コミュニティ・ユース・バンク「momo」
   http://www.momobank.net/
  NPOバンクmomo

へ出資してみることにした。
(→ 2008/01/17記事【メモ】信念,意志,主体性 /NPOバンク,小さな政府

「momo」は,東海地方のNPOに,
1件300万円を上限として融資を行なう,地域NPOバンクである。

出資は,1口1万円から。利子や配当はない。
現在は,2000口(=2000万円)ほど集まっているようだ。

法律上は,
 「民法上の任意組合」という組織形態
というものをとっているそうだ。
(よくわかっていない(^^;) 詳しい方がいたら,教えてください)


●出資の動機

動機は,

 ○長期投資で将来的に経済的独立が見込めるなら,
  若いうちから,収入の数%には,
 「市場経済にはのらない方面の活動」(非営利活動)で働いていただこうと考えた

というものだ。
澤上篤人さん言うところの「カッコイイお金の使い方」の実践練習。

あと,

 ○他のNPOの情報を仕入れることで,
  NPO法人 楽知ん研究所の活動にも,なにか役立てられるかも?

 ○おもしろい人とのつながりができるかも

など,健全な下心 (^^;)もあってのことである。


まずは,ごく小額,出資してみた。
出資者のメーリングリストやイベントもあるので,
いろいろ,様子をのぞいてみるつもり。


ちなみに,「momo」という名前は,
ミヒャエル・エンデの『モモ』からとっているそうである(^^)
  
モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)
モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)
(1976/09)
ミヒャエル・エンデMichael Ende




●「おらが町」経済の活性化には……

誤解されていることも多いが,
「おらが町の投信」は,直接,地元の会社に投資するわけではない。
そういう意味では,「地域ファンド」とは言えない。

では,なぜ「おらが町の」なのか。どういう解決の仕方があるのか。
その答えの1つに,
今回の「コミュニティバンク」がからみうる,という問題意識でいる。

つまり,長期投資で増やした資産を,
みなが地元に向かって流してやればいいのだ。
「お金の流れが,社会をつくる」のだから。


様子がわかってきたら,また追ってレポートしよう。
乞う,ご期待。


【Web上参考記事】
-- 続きを読む --

【メモ】信念,意志,主体性 /NPOバンク,小さな政府 

ちょっとブログ放置気味でした。ごぶさたです。
ずっと旅行記をコツコツ書いていたためです。

今日,ひとまず書き上がったのですが,
校正や写真のセレクトがまだなので,もう少し時間がかかりそうです。
そうこうしているうちに,他に書きたいことがあっても流れてしまうので,
旅行記はまぁぼちぼち,ということにして,更新を再開することにしました。
(以上まえおき,おしまい)

  *

で,遅ればせながら,ちょっと新年の抱負っぽい記事を。

今日,NHKのクローズアップ現代で,
以前このブログで取り上げたことのあるNPOバンク「momo」
登場していた。

以下,NHKの番組サイトから引用;
1月17日(木)放送
私のお金を生かしてください
~市民がつくる新たな金融~


将来の生活のために銀行などの金融機関に預けられ、経済活動を支える個人のお金。経済のグローバル化が進む中、市民にとっては、自分のお金がどこでどう役立っているのか実感が持てにくくなっている。こうした中、いま、市民から出資を募って市民事業に融資する「NPOバンク」や「市民ファンド」が全国各地に設立され、出資する市民が増えている。そうした市民のお金は、地域活性化や自然エネルギー普及などの活動を行うために設立したものの、金融機関からの融資を受けられず資金に困っていたNPOなどの市民事業を後押ししている。これまでの金融の枠組みではできなかった役割を担い始めた「市民出資」。市民出資が広がる背景と新たなお金の流れが社会に及ぼす可能性を探る。
(NO.2522)

スタジオゲスト: 藤井 良広さん(上智大学大学院教授)


これは非常に,おもしろかった。

「銀行に預けておいても,ちっとも利息のつかない預金。
 どうせ預けるなら,自分の意志をのっけて,
 世のため人のためになる使い方をしてもらえるところに預けたい」
と,NPOバンクや市民ファンドにお金を出す人。

また逆に,最初は配当にひきつけられて市民ファンドに出資し,
その結果,身近な環境問題などに興味を持つようになり,意識が変わる人。

NPOバンクからの出資を受け,自分たちのミッションを実行に
うつすことができて,すごくイイ笑顔で笑う,NPOの代表。

みんな,どこかうれしそうな顔をしているのが印象的だった。
そこには,「新しいお金の流れ」と同時に,確実に,
新しい「〈笑顔の流れ〉」があった。

今までのように,政府がお金を吸い上げて,中央に集めてバラまく,
そういうやり方が効率的だった時代は,もう本当に過去になりつつある。

これからは,それぞれが,自分の価値観や仮説,意志や興味に基づいて,
自分で考えて,決断して,
そういう〈意志をのせたお金の使い方〉をしていく。
お金だけじゃなくて,職業や,行動や,生き方。
はっきりとした自己を確立して,主体性や意志を持って生きていく,
ということ。
本当に,そういう時代になってきているのだ,と感じた。

というか,時代がうんぬん,というより,
「そういう生き方をしたもん勝ち」(お先に失礼!)なのだ。
だって,そっちのほうが,きっと,たのしいもん。


税金を払って,政府のやり方が悪いとか,
ブーブー文句いってるんじゃなくて,
自分たちのことは,自分たちで考えて,行動して,
なんとかしていく。

先の見えない不透明な時代に,誰かやどこかをアテにして,
それに依存しようとする発想や姿勢は,もう通用しない。
(※もちろん,誰も信じないということではない,念のため(^^;))

大切なのは,きっと,「個人として自立する」ということだ。
そして自立した個人個人が,気の合う仲間同士あつまって,
プロセスをたのしみながら,わいわいなにかをやっていく。

そういう生産的,建設的な動きが,
もっともっと出てきたら,日本は,世界は,
きっともっとおもしろくなるし,今より少しでも,よくなっていく,
…………かも,しれない(それは,実験してみないとわからない)。


4月から,社会人になるけど,
自分はそういう,〈意志ある生き方〉・主体性を持った生き方を
していきたい。
そして,まだまだ勉強不足だ。もっともっと,勉強したい。
もっと世界について知り,よりよい世界の可能性について探ること。
いろんな人やモノ・コトと出会い,人生をたのしむこと。

そーゆうものに,私はなりたい。


 *

明日は,4月からの職場の,採用時の健康診断である。
う~ん,いよいよ4月が近づいてくるなぁ!
ドキドキ,ちょっとわくわく……

そんな日の,あまりまとまらない,信念の抱負っぽいもの,でした。
なんか読み返したら,字が多くて読みにくいけど,ま,いいや!(^^;)
以上!(読んでくださった方,どうもありがとうございます!)

【参考】
・そんなわけもあって,いま読んでいる本
自分管理術―チャンスに勝つ ピンチで負けない (幻冬舎文庫)自分管理術―チャンスに勝つ ピンチで負けない (幻冬舎文庫)
(2005/10)
長谷川 滋利

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・記事関連,積ん読中
私たちにとって本当に必要な「小さな政府」とはどんなものか?私たちにとって本当に必要な「小さな政府」とはどんなものか?
(2006/05)
跡田 直澄

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NPOバンク,市民ファンドについては,
さわかみ系長期投資の「おらが街ファンド」と並行して,
もう1つありうる「地域をつくるお金の流れ」として,注目しておきたい。


【研究メモ】コミュニティ財団 

昨日の記事で紹介した『利益が上がる!NPOの経済学』
ちょっとおもしろい概念が紹介されていたので,今日はそのことについて。

それは,「コミュニティ財団」というもの。

(研究メモで,ちょっと話の内容が万人向けではないので,適当にスルー推奨)

●コミュニティ財団

ふつう「財団」というと,

  大富豪とか企業とかが,大規模なお金を出してつくる

というイメージが,ぼくにはあったのですが,
この「コミュニティ財団」というのは,そうではなくて,

  多くの篤志家から寄付された多数の基金により,
  それぞれの意向に従って助成事業を行なう

そうです。
つまり,個人レベルのお金が集まって,財団になっている
というわけです。

ふつーのサラリーマンだと,
長期投資を数十年しても,1個人で財団を作れるような,
「数十億」までの資産規模にはいきません。

でも,そういう人たちでも,
この「コミュニティ財団」という仕組みなら,「財団」が作れちゃう。
これが,おもしろいなぁ,と思ったのです。

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