ガンジーの楽知ん研究にっし。

仮説を立てれば,毎日が実験室 ── 楽知ん研究,仮説実験授業,書評,長期投資etc.

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(旅行記番外編)【言葉】「死なないこと、人生を楽しむこと、世界を知ること」 

楽知んイギリス旅行記番外編,その1。
「死なないこと,人生を楽しむこと,世界を知ること」

これは,投資家ジム・ロジャーズが,
村上龍の質問に答えて言った,
彼の人生における3つのプライオリティ。

――『冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行』
  (日経ビジネス人文庫)
「解説」より
  東京で会ったとき,最後に私は次のような質問をした。「壮大な旅と投資,あなたにとってはどちらにプライオリティがあるのですか?」
 ジム・ロジャーズは,プライオリティというのはそういった比較では語れない,と即答した。「まずもっとも大事なのは,殺されないようにすること,二番目が人生を楽しむこと,三番目が世界を知ること。それがわたしのプライオリティです」
 わたしは彼のサインをもらった。そこには次のように書いてあった。「リュウ,人生は短い。遠くまで行け。そして深く考えよ」

村上龍はこれにいたく感激したらしく,
その後,自身のエッセイのサブタイトルにも,この言葉を用いている。
『すべての男は消耗品である。〈Vol.4〉――(1)死なないこと(2)楽しむこと(3)世界を知ること』 (幻冬舎文庫)

で,ぼくもけっこう,この言葉が気に入っていて,
折りにふれて,思い出すことがある。

なにかに迷った時,ちょっと脳みそを整理したい時に,
このプライオリティに従うと,けっこう,スッキリするのだ。

・最初は「死なないことがいちばんなの? なして?」と思ったが,
 「命あってのモノダネ」という言葉もある。
 アタリマエだけど,生きていてこそ,人生はある(^^;)わけだ。

・その上で,人生をたのしむ。

・そのためには,せまい自分の世界に閉じこもらず,
 外に対して,自分を「開いて」いく
こと。
  (※「世界」というのは,「外国」という意味ではなく,
   もっと広義の意味だと,ぼくは解釈している)

というふうに,なかなか,よく整理されている。

今回の旅でも,いろんな〈外部〉の情報の洪水に圧倒されて,
「あれ,自分はなんのためにここ(イギリス)へ来たんだっけ?」
という,ざわざわした気分になったことがあった。

その時,この3つのプライオリティを思い出して,

「ま,いっか! やって来るものを受け止めて,
 この旅行を,たのしみ尽くそう!」

と,気持ちを整理することができた。

なかなかに,ガンチクに富む言葉である。
きっと今後も,ときどき,お世話になることだろう。


冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行 日経ビジネス人文庫 (日経ビジネス人文庫)冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行 日経ビジネス人文庫 (日経ビジネス人文庫)
(2004/03/02)
ジム・ロジャーズ



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楽知んイギリス旅行記(9)帰国 / 謝辞 

旅行記(8)からのつづき。
写真は,クリックすると,拡大します。(一部不拡大)


■1月5・6日(7~8日目)
●帰国の途

 この日は,10時に飛行機が出るということで,朝早くホテルをチェックアウトして,ロンドンのヒースロー空港へ向かいました。

ヒースロー空港
(朝の,というか,まだ夜明け前の(^^;)ヒースロー空港)


見送りについてきてくれたしおみさんとは,ここでお別れです。次に会うのは,しおみさんが日本に帰国して日本で,ということになるでしょう。
お別れ,またね!(あくつさん撮影)

 そして,帰りもフランスを経由して,1+12時間のフライトで,中部国際空港(あくつさんたちは成田空港)へ帰ってきました。

Laeve London 空高く雲の上

 7日間は,長かったような,あっという間だったような……。しかし,帰ってきてみると,「自分は本当にイギリスにいたんだっけ」と,まるで全ての出来事が夢だったかのような,なんとなく,現実感のない,ふわふわした記憶のように感じられるのは,なんとも不思議な感覚でした。
 帰ってくると,日本の「年越し」や「お正月」はすっかり終わっていて,あっという間に,普段の日常が戻ってきたのです。

 だがしかし,確かに私は,2007年と2008年をまたいでイギリスにいて,そしてなかなかに充実した時間を過ごし,貴重な体験をいくつもすることができたのです。
 きっと普通のパック旅行では,これほど「濃い」体験をすることは,できなかったことでしょう。

 貯金が足りず,親に旅費を借金して(^^;)参加した旅行でしたが,改めて,無理にでも参加して良かったなぁ……としみじみ,思うのでした。


■謝辞
 長々と書いてきた旅行記も,これにておしまいです。最後に,お世話になった方々への,お礼の言葉を。

 旅の同行者あくつさんは,日程の立案や,ロイヤル・インスティテューションとの交渉,旅のこまごまとした準備に至るまで,とてもこまやかなコーディネーターぶりを発揮してくださいました。「海外旅行はあくつさんと行くにかぎります!」とは,みやちさんの弁です。

 しおみさんには,バーミンガムでの行動や,ロンドンまでの移動の手配,および数々の場面での英語通訳で,たいへんお世話になりました。しおみさんがいなかったら,間違いなく我々は,路頭に迷って立ち往生していたことでしょう(^^;)。


 あくつさんの教え子のSさんとその“父”,ユージンさんは,brilliantなクリスマス・ディナーを提供してくださいました。パック旅行ではけして得られない,とても貴重でステキな体験を得ることができました。

 お名前がわからないのですが,エラズマス・ダーウィンの家のスタッフの さん,ロイヤル・インスティテューションのスタッフの さんには,本来なら営業していない休業期間であったところを,我々のために特別に中を見せていただきました。


 ホテルのツインの部屋をシェアしたナガサキさんは,コンセントの変換プラグを貸してくださいました。おかげですぐに充電が切れてしまうバッテリーでも,旅行を通してたくさんの写真を撮ることができました。

 そのほか,同行者のみやちゆさん,いさん,かさん,コイデマさん,イさん,ヨシカワさん,あくつちーさん,フジイさんには,一緒にたのしい時間をすごす上で,たくさんお世話になりました。


 旅行前に読んだ,板倉聖宣さんの科学史についての一連の著作は,とてもわかりやすく,読みやすく書かれていて,旅行へのモチベーションを大きく高めてくださいました。

 外村企画の外村明夫さんには,チケット・ホテルの手配で,お世話になりました。外村さんは,旅行中に発生したトラブルにも,きびきびと対応してくださいました。おかげで,全員無事に,帰国することができました。

(旅行記には書きませんでしたが,帰国が危ぶまれるような事態があったのです(^^;)。まぁ無事に,笑い話になったので,よかったのですが(^^;))
(というわけで,海外旅行には,外村企画,オススメです。)


 母親・きむらハハさんは,旅費を無利子で援助してくださいました。このお金は,4月からの初任給で,返していきたいと思います(^^;)。


 そのほか,全ての方のお名前を挙げることはできませんが,旅行会社や航空会社,ホテル,レストラン,鉄道,バス,美術館や博物館のスタッフ,道行く人々,などなど,今回の旅行でお世話になった全ての方々に,
感謝の意を捧げます。

そして最後まで,旅行記を読んでくださった,読者の方々にも。
(特に肥さんは,たくさんの記事にコメントをくださり,
 こちらの更新意欲を大いに励ましてくださいました!)

ありがとうございました!

(おしまい)


 *旅行記本編はこれで終了ですが,
  いくつか,番外編「おまけの更新」をしたいと思います。
  もうちょびっと,おつきあいくださいね!(^^)

楽知んイギリス旅行記(8)ロイヤル・インスティテューション 

旅行記(7)からのつづき。
写真は,クリックすると,拡大します。(一部不拡大)


■1月4日(6日目)
●ロイヤル・インスティテューション見学

 旅も6日目,実質,今日が最終日です。この日は,10時半にロイヤル・インスティテューション Royal Institution にうかがう予約がしてあります。あくつさんが,事前にスタッフの方とEメールのやり取りをして,予約をとりつけてくださったのです。

 ホテルを出発して,トラファルガー広場を通過し,土産物屋さんに寄ったりしながら,のんびり向かいました。目指す建物は,デパートや高級ブランド品のお店が建ち並ぶ通りを抜けたところにありました。なんだかとても「科学」には馴染まない感じがする立地です(お店が後からだんだん進出してきたのかもしれませんが)。

 そしてなんと,目的のロイヤル・インスティテューション,全・面・改・装・中!でありました……。

改装中のRoyal Institution

ホームページに「改装中です」みたいなことが書いてあったそうなのですが,あくつさんも「まさかここまでとは思わなかった」とのこと。

 外面に建設現場のような足場が組まれているのみならず,スタッフの さんの案内で中に入ると,どの部屋も壁がはがされていたり,床の張り替え中だったり……(^^;)。1800年代当時に使用された実験器具などは,別の場所へ運び出されているし,ファラデーさんの像はスッポリと保護用の板で囲われているし……たいへん,残念でした。

ファラデー像のすがた…… 全面改装中
(あくつさん撮影)

 それでも,クリスマス講演の行われていたホール(ちなみに講演は現在も行われている)や,講師控室など,いくつかの部屋を見せてもらうことができました。

ホール内部 2階席から
(クリスマス講演の行われるホール)


研究室 実験器具(真空鐘も)
(ホール隣りの実験室,左写真はあくつさん撮影)


 ホール内も工事中でしたが,それでも,座席などに座ることができ,かなり急な勾配であることもわかりました。これなら,かなり後ろの席でも,講演者の演台での実験をはっきりと見ることができます。
 こういうことは,実際に行ってみないとなかなかわからないことなので,今回の旅の収穫,と言うことができるでしょう。

 スタッフの さんも,質問にはたいへん丁寧に対応してくれましたし(みやちさんは経営状態のことなど,かなり突っ込んだ質問をしていた(^^;)。が,嫌な顔ひとつせず対応してくれたのでした。ステキ),

スタッフの方とQ&A

「自分たちも,日本でこういうホールをつくりたいのだ」という話をすると,資料の提供など,できる限りの協力をする,というありがたい申し出をしてくれました。
 おみやげに最近のクリスマス・レクチャーのDVDまでいただき,それなりの収穫を得つつ,建物を後にしたのでした。


●Sさんのお店へ
 この後,昨日お世話になったSさんの働いているお店がすぐ近くだ,ということで,みんなでそちらへ向かいました。大きな通りからすこし入ったところにある「William Curley」というお店です。
 お店のウィンドウには,「Britain's Best Chocolatier 2007」の文字が。ほへ~,すごい。

Best Chocolatier

並んでいるチョコレートやケーキも,かなり高級そう(そしておいしそう!)です。
おいしそうなケーキたち


 売り場の横がカウンターバーになっていて,ここでケーキなどを注文して食べることができるようになっています。Sさんはお店の人に頼んで,ひと通りのケーキを並べてくださいました。どれもまぁ,おいしそうです(^^;)。

カウンターバー

「ひとり1コしか味わえないのはもったいない,いろいろ味見してみたい」と思うのが,人の情でありましょう。ちょっとお行儀が悪いですが,みんなフォークを持って,あちこちのお皿を回ることに……(^^;)。「これ,うまい!」「こっちもおいしいよ」わいわい,がやがや…… 昨夜に引き続き,幸せな時間でありました。ごちそうさま。(Sさん,たいへんお世話になりました(^^;))


●ナショナル・ギャラリーへ
 この後はまた各自散開して,自由時間です。私はまたまた,みやちファミリーと行動を伴にさせていただくことにして,先程とおってきたトラファルガー広場に引き返し,ナショナル・ギャラリーと,そのお隣,肖像画(ポートレイト)ばかりを集めたナショナル・ポートレイト・ギャラリーを見てまわりました。

National Gallely
(National Gallely 外観)


 ナショナル・ギャラリーでは,ゴッホの「ひまわり」を生鑑賞。ポートレイト・ギャラリーでは,板倉さんの『科学と科学教育の源流』に出てくる,サミュエル・ピープスや,デーヴィ,ファラデー,ボールトンなど,たくさんの科学者たちの肖像と出会うことができました。リッチフィールドのエラズマス・ダーウィンさんとも“再会”しました。

 「肖像画ばかりを集めた美術館」とは,おもしろいコンセプトを考えたものです。これは,貴族のたしなみ?として肖像画を描かせる,という伝統があったから可能になったことなのでしょう。大満足で,美術館を後にしました。

 私たちは見逃してしまったのですが,後日,ここを訪れた藤井さんは,売店で『連鎖反応:英国科学・技術のパイオニアたち,そのつながりの物語』という本を見つけたそうです。

Chain Reactions: Pioneers of British Science and Technology and the Stories That Link ThemChain Reactions: Pioneers of British Science and Technology and the Stories That Link Them
(2001/04)
Adam Hart-Davis
(National Portrait Gallery Pubns , 2001)


商品詳細を見る

科学者の肖像ばかりを集めて,その人物の相関関係を解説する,なんて,我々の問題意識にぴったりの本です。藤井さんは帰国後に,Amazonでの取扱いがあることも教えてくださったので,見逃してしまった我々も,本を注文することができました。

 このあと,ロンドン最後の夜は,みんなパブへ繰り出したり,ナショナル・ギャラリーを再訪してじっくり絵を観たり,思い思いに過ごしたようです。私は疲れが出て,食欲もなかったので,帰りの飛行機の中で気分が悪くなってもいけないと思い,ホテルで寝てすごしました。(翌日には元気を取り戻していましたので,寝ておいて正解だった……)

 そんなわけで,ロンドン最後の夜はふけてゆきました……

(次号,最終回) →次の記事

楽知んイギリス旅行記(7)ロンドンでのすばらしい夜 

旅行記(6)からのつづき。
お料理の写真は,クリックすると,拡大します。
顔の入っているものは,拡大しません。


■1月3日(5日目)のつづき
●ユージンさんのお宅へ

 ロンドン観光をたんのうした一日でしたが,この日は,まだこれで終わりません。夜は,阿久津さんの昔の教え子さんで,いまはロンドンのお菓子屋さんで働いている,Sさんという方のお宅(寄宿先)にお邪魔する約束になっていたのです。

 というわけで,4時半にホテルのロビーに再集合して,地下鉄でロンドン郊外のEaling Broadway駅へ。駅までSさんに迎えに来ていただいて,さらにバスでお宅へ。あくつさんとは十数年ぶりの再会だそうです。感動の対面~。

 おうちに着くと,初老のイギリス紳士が出迎えてくれました。アイルランド出身のユージンさんです。Sさんは,この方の家に寄宿しているのでした。
 お家はクリスマスのお祝いで華やかに飾り付けられていて,さらにテーブルには,クリスマスディナーの準備が! 予期せぬ豪華さに,思わず歓声を上げる一同。

 ユージンさんは,女性から順番に(本場もんの「レディー・ファースト」でございます!),ソファへと着席をうながしてくれました。ホットワインとチョコレートをいただきながら(どちらもおいしかった!),ユージンさんの自己紹介を拝聴。その間も,Sさんはシェフ帽をかぶって,キッチンで忙しく立ち回ってらっしゃいます。

Sさん
(ユージンさん(左)とSさん(右),あくつさん撮影)


 Sさんとユージンさんは,もともと,フランスの語学学校で知り合い,意気投合。帰国後,5年前にユージンさんがSさんをイギリスへ招待し,同じく同級生だった韓国人の さんも加えて,以来,3人でずっと一緒に生活しているそうです。Sさんにとっては,ユージンさんは「お父さん」であり,ユージンさんにとってSさんは「息子 My son」なのだそうです。ほわ~~。

 ユージンさんの英語は,とてもキレイで聞き取りやすかったのですが,いかんせんこちらは英語下手。それでも,つたないコミュニケーションながら,ユージンさんが日本を訪れた時の話や,クリスマスのお祝いの仕方などを,たのしくうかがいました。また,こちらからは,各自持ち寄った日本のおみやげを披露。梅干しや昆布,醤油やワサビ,おせんべい,手ぬぐいやお守りなどなど,なんだか全くまとまりのない,雑多な集合でしたが(^^;),よろこんでもらえたようです(^^;)。

 そうしているうち,ディナーの準備も整ったようで,再びレディーファーストで,順番にテーブルに着席していきます。1人1人,名前を呼んで席へ案内してくれるユージンさん。蝶ネクタイもばっちりキマっています。自ら,シャンパンも注いでくださいます。

食事の前のお祈り
(食事の前にお祈りを捧げるユージンさん)


 ホームパーティで,ホスト(主人)はゲスト(客人)をこういう風にもてなすんだなぁ,と勉強になりました。フツーの観光では,こんな機会にはまず巡り合えません。なんと貴重な体験でしょう!

 そしてまた,出てきた料理のすばらしかったこと! Sさんは,この日のために前日から2日間かけて,料理を準備してくださったそうです。次から次へと出てくる,美しく,おいしい料理たち。
 イギリスの伝統的なクリスマス・ディナーのメニューを,Sさん流にアレンジしたものだそうです。本当にどれも,すごくおいしい……!

クリスマス・ディナー1 クリスマス・ディナー2
(写真ではおいしさをお伝えできないのが残念です……)

 おなかいっぱいになったところで,さらに,5種類のデザートの波状攻撃です! 実はSさんはお菓子職人なので,こちらが“本業”。つまりこれからが「本番」というわけです(^^;)。甘いものはベツバラ。パウンドケーキや洋梨のコンポート,グラスに美しく映えるラズベリーのゼリーなどなど,どれもおいしくいただきました。

デザートの数々!

 まだこれで終わらない,最後に,どっしり重量感のアーモンドケーキ登場! これにはちょっとした仕掛けがされていて,ゲームをして遊びます。ケーキの中にはコイン(5円玉)が1枚かくされていて,ケーキを順番に切り分けていき,みんなで「せ~の」で一斉に食べます。コインが当たった人が,王様(/女王様)!というルール。みやちかなえ嬢,もとい,かなえ“女王”が,みごとその栄冠を手にしました。ユージンさんから,かわいい王冠(紙製)のプレゼント(^^;)。

 いや~,もうおなかいっぱい,幸せいっぱいです。まんぷく,まんぞくぅ……。
 最後に,みんなで歌を歌いました。「大きな古時計」,ユージンさんの「 」,返礼として,しおみさんの「涙そうそう」独唱。そしてユージンさんのお父さんのオリジナル・ソング。そして最後に,「 」をみんなで。
(※すみません,一部,記憶が飛んでおります……)

 こんなのも,日本にはちょっとない文化ですねぇ。「みんなでこの場をたのしんでいて,この場にいられることに感謝している」という一体感を感じられて,すごく新鮮な感じがしました。満ち足りた,幸福感を感じました。イギリスで,こんなステキな夜を過ごせるなんて……来て良かったなぁ……しみじみ。

 お別れの時の「後ろ髪引かれる思い」とは,まさにこのことでしょう。不思議な縁で出会え,すばらしい時間をプレゼントしてくれた,このステキなイギリス紳士とお別れをする──そして(たぶん)もう2度と会うことはない──そう思うと,本当に名残惜しい気持ちがしたのでありました……。まんぷくと,幸福と,ちょっぴりの惜別……。今回の旅行の中でも,この夜は,いちばん印象深い思い出になりました……。

集合写真
(集合写真,みんなで。)


  *

明日は実質,旅の最終日。
ファラデーの「ロイヤル・インスティチューション」を訪問です。

(つづく……) →次の記事

楽知んイギリス旅行記(6)ロンドン観光 

旅行記(5)からのつづき。
写真はクリックすると,拡大します。


■1月3日(5日目)
●ビッグベン前でバンジーチャイム

 旅も5日目。最終日は朝そのまま空港へ向かうので,実質,残すところあと2日です。
 この日は,まずバンジーチャイムをすべく!,一同でビッグベン前へと向かいました。ホテルから南下して,テムズ川沿いを歩きます。

 なんだか優雅に聞こえますが,川沿いは風が強くて,めちゃ寒し!イギリスは初夏くらいに来るのが緑もきれいで,いちばんいいそうです……。
 でも,川沿いにそびえる世界最大の観覧車「ロンドン・アイ」などをわいわい見物しながら歩いていくと,

テムズ川の眺め


やがて,写真でも見たことのある建物が見えてきました!
国会議事堂,ビッグベン 国会議事堂2

あとでユージンさん(後述)から教わるのですが,「ビッグベン」というのは,建物ではなく鐘の名前だそうです。建物自体は,国会議事堂になっています。2000年にIRAのテロがあってから,観光客の立ち入りは制限されているそうで,門前にはいかめしい守衛さんがマシンガン!を持って立っていました。

入り口の警備

 さて,バンジーチャイムをする場所を探しますが,意外に人通りが多く,歩道もせまいので,うまい場所が見つかりません。脇にあるウェストミンスター寺院(国王や有名人,ニュートンなんかの墓があるところ)の方にも回ってみましたが,どうもうまくありません。

ウェストミンスター寺院
(ウェストミンスター寺院)


 しかたなく,議事堂前の四角く広場になっているところへ渡りました。ここならパイプを落とせそうですが,しかしここへは横断歩道が接続されていない(でも公園のようになっている。ベンチもある。いま考えると不思議……)ので,人通りがほとんどありません。お客さん,ほぼゼロ!

バンジーチャイム@広場
(準備中。あくつさん撮影)


 (演奏に参加したため,演奏中の写真はナシ)

……ちょっとさみしい演奏会となりましたが,とにかく,「本物のビッグベンの前で〈チャイム〉を演奏する」というミッションは完了することができました。

 ふじいさんやナガサキさん達は,後日,ロイヤル・アルバート・ホールというところの前でも,バンジーチャイムにトライしたそうです。


●自然史博物館
 やや不本意ながらバンジーチャイムを終えて,最寄りの地下鉄駅で一日乗車券を買い,その後,また3つほどのグループに分かれました。地下鉄に乗って移動です。

ロンドン地下鉄の自動改札 ロンドンの地下鉄
(左:ロンドン地下鉄の自動改札,右:地下鉄)


私は引き続きみやちファミリーと一緒に,自然誌博物館(Natural History Museum)へ。

自然誌博物館 自然誌博物館 内部
(左:自然誌博物館 入り口,右:内部)


 ここも,展示品(ソフト)もさることながら,それを支える建物(ハード)も,すごく立派です。柱の一本一本に,植物や動物の彫刻がほどこされていたり,ガラスの丸天井で自然光を取り入れるようになっていたり……とにかくまぁ,すごい凝りよう。

 もちろん展示品も建物に負けないくらい,豊富で充実しているので,まともに見ていたら,ここだけで軽く1日はかかりそうです。人気の〈恐竜の骨の展示〉を1時間ほどつまみ食いして,次へ。


●科学博物館
 次は科学博物館へ向かいました。自然誌博物館の,すぐ隣りにあります。ここは少し新しい建物で,「3Dシアター」など子供ウケしそうな展示をそろえていて,日本の科学館とそれほど大差ない感じです。

 パンフレットを見ると,「18世紀の科学」という展示室があったので,迷わずそこへ向かいました。ここには,大道仮説実験〈しゅぽしゅぽ〉に登場する真空ポンプや,起電機,カメラ・オブスキュラや教訓コップ,有名な実験器具職人(名前忘れた……)がつくった銀の顕微鏡など,心浮き立つ品々がありました。これらは,ジョージ3世というイギリスの王様のコレクションだったそうです。
科学博物館 科学史の展示

起電機 静電気実験器具
(下段2枚,あくつさん撮影)


 みやちさんによると,コレクションを写真入りで収めた本が出ているそうです。

Public & Private Science: The King George III CollectionPublic & Private Science: The King George III Collection
(1993/11/25)
Alan Q. Morton、Jane A. Wess 他

商品詳細を見る


 ここで,ヨシカワさんともバッタリ遭遇。さすがは現代の「実験器具職人」*,静電気の実験器具の前で釘付けになっています。
(*参考:ヨシカワさん製作の静電気実験器具での研究会(2005)

そして,ヨシカワさんの目はその器具の前で,キラキラに輝いていました!(^^;) まさに「満面の笑み」という言葉そのもの。こちらまで,見ていて幸せな気持ちにさせてもらえるくらい,すばらしい笑顔でした。「ヨシカワさんの笑顔を見れたのが,ここ(科学博物館)に来たいちばんの収穫だったよ」とは,しおみさんの言です(^^;)。


●大英図書館,大英博物館へ
 さらに続いて,大英図書館へ。

大英図書館

「  」という碑文(フレーズ,忘れました(^^;))を探したのですが,現在の図書館は,もとは大英博物館内にあったものを1996年に移築されたものだったためか,見つけることはできませんでした。残念。

 でも,ガラス張りの書庫?に本がずら~~っと並べられている様子や,おしゃれなカフェ,ソファ(日本の国会図書館よりも,なんとなくいい雰囲気でした)などを見られて,満足。
大英図書館 内部

 小雨が降ってきましたが,続いて大英博物館へと向かいます(もう完全にこの日は,オノボリさん状態)。ここも,他と違わず立派な建物,そして,中が果てしなく広い……。とても,1時間やそこらで片づくスケールではありません。
大英博物館 大英博物館 内部

エジプトのコーナーをちょろっとつまみ食いして(でも本物のロゼッタストーンを見ることができました!感激! 思ったよりも小さかった),ホテルへと戻りました。

なまロゼッタ・ストーン!
(なまロゼッタ・ストーン!)


 イギリスの文学者サミュエル・ジョンソンという人の言葉に,「ロンドンに飽きたら,その人は人生に飽きたのだ(When a man is tired of London, he is tired of life.)」という言葉があるそうですが,ロンドンをいろいろ巡ってみて,う~ん,確かにさもありなん,と納得する気持ちになってきます。1日かけてじっくり回りたいようなところが,ゴロゴロとあるのです。1ヵ月くらい滞在しても,飽きることはありそうにありません。

 でも一方で,けっこう付き合うのにエネルギーがいる街だなぁ,という印象も受けました(これは単に私が海外旅行に不慣れだったせいかもしれませんが……)。人が多くて,活気があって,やはり「都会」なのです。日本だったら,「京都なのに東京」とでも表現したらいいでしょうか。ロンドンは,歴史ある街なのに,現役の都会で,すごく活気にあふれた街なのでした。

   *

 ロンドン観光をたんのうした一日でしたが,この日は,まだこれで終わりません。
夜は,あくつさんの昔の教え子さんで,いまはロンドンのお菓子屋さんで働いているSさんという方のお宅(寄宿先)にお邪魔する約束になっていたのです。
 というわけで,4時半にホテルのロビーに再集合して,ロンドン郊外のEaling Broadway駅へと向かいました。

(次号,Ealing Broadway駅で我々を待ち受けていたものとは!?
 つづく……) →次の記事

楽知んイギリス旅行記(5)ロンドンへ 

旅行記(4)からのつづき。
写真はクリックすると,拡大します。

■1月2日(4日目)
●ロンドンへ移動。しかし……

 この日はバーミンガムを後にして,鉄道をつかって,ロンドンへ移動します。再び重いスーツケースを転がして,ターミナル駅であるNew Street駅へと向かいました。
 ここでもしおみさんが座席を予約しておいてくれているので,チケットを受け取る……はずだったのですが,なんと,列車の運行に大幅な支障が生じていて,我々の乗るはずだった電車は「Cancel」された=なくなった,とのこと。おろろろ,トラブル発生です。

Birmingham Newstreet Station
(電光掲示板はキャンセル・遅延だらけ)


 受付でしおみさんが必死に話をしてくれて,まず電車でBirmingham International駅へ向い,そこから代行バスに乗り,North Hamptonへ。そこから再び電車で,ロンドン・ユーストン駅へ,ということになりました。
寒風の中,立ち往生
(寒風の中,バスを待つ)


代替バスで移動 高速道路からの風景
(バスで移動)

 イギリスの鉄道は,民営化によるサービスの低下などで,よく遅延や運休が出るそうですが,この日のことは,それでもかなりの事件だったらしく,テレビや新聞にも取り上げられていました。もししおみさんがいなかったら,とても,ロンドンまでたどり着けなかったことでしょう(^^;)。でも,バスにも乗れたし,「ハプニングを楽し」むことができました(^^;)

 そんなわけで,予定よりは1時間ほど遅れましたが,なんとか無事に,ロンドンのターミナル駅のひとつ,ユーストン駅へ到着することができました(ここでも自動改札はありませんでした)。

ロンドン・ユーストン駅に到着 カッチョいいVirgin鉄道
(ユーストン駅。右:ヴァージン鉄道,かっちょいい。)


 ここから,

 ・ビートルズのアルバムジャケットになった「アビー・ロード」を見に行く組
 ・荷物を持ってタクシーでホテルへ組
 ・歩いてホテルへ向かう組

の3組に分かれて別行動です。
 その後,ホテルへ向かった2組は合流して,ロンドンの散策へと出かけました。


●あまりにも美しいロンドンの街並み
 ホテルのある「ピカデリースクエア」(いちばんの繁華街らしい)から,セント・ポール大聖堂まで,散歩しながら向かいました。
 ロンドンは,またバーミンガムとは全然雰囲気が違います。日本でいうと,バーミンガムは名古屋,ロンドンは東京(の銀座や表参道)に近いイメージです。

 そして建物が,街並みが,あまりに美しい。それはそれは,すごいものでした。16世紀や17世紀に建てられた,それぞれに立派な装飾を持つ建物群が,隙間もなくずらりと並んでいます。どこにカメラを向けても,いい絵になるくらいです。さすが,世界一の繁栄を誇った「大英帝国」の都です。すっかり圧倒されて,とりこになってしまいました。(3日後の最終日には,少々「食傷」気味にさえなってしまいましたが……)

ロンドンの街並み2 ロンドンの街並み3

ロンドンの街並み1 ロンドンの街並み4

ロンドンの街並み

 セント・ポール大聖堂は,王認学会の会長もつとめたクリストファー・レンが設計した建物です。これまた,立派な建物でした。ここは珍しく,入館に料金が必要だったので,カテドラルはリッチフィールドでも見たし,と入り口で引き返してきました。しかし後で,ずいぶん上の方まで上れて,ロンドンの街並みを展望できたことがわかって,すこし,残念な思いをしました。
セント・ポール大聖堂

 この日はずいぶん寒く,歩いていてすっかり体が冷えてしまったので,寺院のそばにあったカフェへ。みんなで「アフターヌーン・ティー」をいただきました(^^)

カフェでひとやすみ イギリスの紅茶!

 この夜のレストランでもそうだったのですが,店員さんは〈観光客慣れ〉している感じで,「コンンチハ」「イチ,ニ,サン,……」などと,知っている日本語をしゃべってくれました。ほんのカタコトでも,なんだかうれしい気持ちになるのは,不思議なものです。ついこちらも笑顔になってしまいます。

 帰りは裏道を探検しながら歩いて,ホテルに帰り着くころには,すっかり暗くなっていました。
日が暮れても,また美しい
(日が暮れて暗くなっても,またイイかんじ。)


暗くなると,また古い建物がいちだんと時代を感じさせて,裏道などに入ると,まるで中世にタイムスリップしたかのようでした!
中世に迷い込んだ?


 この日はレストランで食事をとって,おしまい。
 旅も半ばを過ぎました。

 でも旅行記,まだまだ続きま~す。

(つづく……) →次の記事

楽知んイギリス旅行記(4)バーミンガム散策 

旅行記(3)からのつづき。
写真はクリックすると,拡大します。

■1月1日(3日目)
●爆音の新年

 食事をした後,眠くなってそのままウトウトしていたら,3時間ほど眠っていました。ふと目が覚めると,「ばばばばばばばん」と,あたり一面の爆音。花火の音です。
 しおみさんから「新年になると,どこの家庭でも打ち上げ花火を上げる」と聞いてはいたのですが,まさかこれほどとは思いませんでした。12時になると同時に一斉に上げているようです。中国の爆竹みたいなものでしょうか。ホテルの窓からも,すこし花火が見えました。ナガサキさんやコイデさんは,外に出ていたようです。疲れていたので,そのまま再び眠りにつきました。眠い。ムニャムニャムニャ……

●バーミンガム散策
 あけて朝。元旦ですが,まったく実感はありません。それに,外もまだ暗いのです。イギリスは日本よりも緯度が高いので(北海道よりもかなり北),朝8時半くらいにならないと,明るくなってきません。日没も早く,夕方4時過ぎくらいには日が沈んでしまいます。

 バーミンガムには他にもボールトンのSOHOハウスなど,いくつか科学史上の史跡があったのですが,元旦にはさすがにどこもお休みでした。そこでこの日は,しおみさんの留学しているカレッジや,下宿,それに地元のスーパーマーケットを案内してもらって,「イギリスでの日常生活」といったものをのぞいてみよう,ということになりました。

 ホテルからバスでいったん中心部へ戻り,そこから路線を乗り換えて,しおみさんの下宿へと向かいます。バスはロンドンと同じで2階建てで,料金は一律先払い(たしか1ポンド20ペンス)になっています。3ポンド払うと「Day Saver」という一日券を発行してくれます。

バーミンガムのバス(ダブルデッカー) バスの2階を占拠する東洋人一行(^^;)

 日本との大きな違いは,停留のアナウンスが全くないことです。そのため,バスの乗客は,景色や目印になる建物を自分で判断して,バスを降りなければいけないそうです。そのため,バス内で眠ったりする余裕はありません(^^;)。イギリスはいろいろな点で日本よりシンプルで(たとえばテレビの字幕や,鉄道の案内表示など),好感を持ったのですが,これだけは日本の方が親切で便利だなぁ,と思いました。

 イギリスの郊外には交差点はなく,道路の交差はロータリー(ナガサキさんによると,イギリスでは「ランドアバウトRoundabout」と言うそうです)になっています。いくつも「ラウンダバウト」を通過して,バスはだんだんと郊外へ入ってきました。景観はすごくきれいです。特にどうということもない風景なのですが,建物はレンガの色でシックに統一されていますし,日本にあるような,ごちゃごちゃした看板やネオンサインが,すごく少ないのです。

バス2階からの風景 バーミンガム郊外の街並み

 40分ほどで,大学と下宿のあるバス停に着きました。お正月ということもあるかもしれませんが,落ち着いた,静かなところです。
 庭のついた小ぶりのレンガ造りで,赤いかわいい扉のついた建物が,しおみさんの下宿でした。
住宅(裏側から)

この家は,大学の先生の家で,その先生が留学生向けの下宿もしているそうです。どやどやと10数人で上がり込んで,お世話になりました(先生はお留守でした)。
 裏庭もあって,ハーブが植えられていました。これが,典型的なイギリスの一戸建てなのでしょう。建物は,隣りと密着させて造成するのがイギリス流のようです。

 紅茶をいただいて休憩した後,歩いて大学へと向かいました。家を出ると大学の建物が見えるくらい,目と鼻の先の距離です。
カレッジ見学へ

 大学もお休みで,教室などには入れませんでしたが,構内の一部とチャペルを見せてもらうことができました。チャペルは,いつでも誰でも祈りが捧げられるように,いつも開いているそうです。ピアノも自由に弾いてよく,しおみさんはここでよくピアノの練習をしているとのこと。パイプオルガンもありました。
芝がうつくしい大学構内 カレッジ内のチャペル

 全体的に落ち着いた感じで,いい雰囲気です。これは,思わず「アレ」をやらずにはおれません(^^;)。そう,バンジーチャイムです。観客はいませんでしたが,ひとしきり,みんなで響く音色をたんのうしました(^^;)。

 下宿に戻ると,いくこさんがキッチンを借りて いくこさんとしおみさんが,なんとお雑煮を作っていてくれました!(おモチは日本から持っていったもの) イギリスの「イモイモ・肉々」した食事も3日目だったので,ダシと醤油の味がとても懐かしく,おいしく感じられました。おいし~。
お雑煮とおにぎり!


 昼食の後,再びバスに乗って,近くのスーパーマーケット「Sain's burry」へ。
バーミンガムのスーパーマーケット

 日本のスーパーと,基本的な構造は同じでした。

スーパー店内 店内2

店内3 店内4

 いくつか日本とちがった点は,

 ・お菓子の袋などが,全般的に大きめ。

袋は大きめ(あくつさん撮影,モデル:ちあきさん)

 ・「Buy one, get free one」=「1コ買ったら1コタダ(2コ分が,1コ分の値段)」という〈まとめ売り〉がよく見られる

Buy 1 get1

 ・レジは,買い物カゴからベルトコンベアに商品をあけて,出口で流れてくる商品を自分で袋に詰めていく方式

レジはベルトコンベア

などでしょうか。魚の取扱は,ほとんどありませんでした。
オミヤゲや,明日の昼食用のパンなどを購入しました。

 ホテルに帰ると,5時を過ぎていて,もう真っ暗です。なんとなく行動する意欲も失せてしまいます。この日はホテルのバーやレストランも完全にお休みだったので,数人で買い出しに出かけ,ホテルのロビーで缶ビールやレトルト食品を並べて,みんなで食事をとりました。

チーズやレトルトのパスタはおいしかったですが,カップヌードルならぬ「ポットヌードル」は,ニセの醤油味で,おいしくなかった……(^^;)

買い出し品で夕食


 フツーの観光とはちょっと違う時間をすごせて,たのしい1日でした。
 明日は,バーミンガムに別れを告げ,ロンドンへ移動です。

(つづく……) →次の記事

楽知んイギリス旅行記(3)リッチフィールド つづき 

旅行記(2)からのつづき。
写真はクリックすると,拡大します。

 一室で,わざわざ日本から持っていった静電気実験器具〈ふわりん〉を取り出すみやちさん,あくつさん,ヨシカワさん。おもむろに塩ビ管をこすり,金属フィルムを浮かせる3人。いくらエラズマスも静電気実験に興味を持っていたとはいえ……異様な光景です。

〈ふわりん〉する人々
(なお,この実験器具「ふわりん」は,みやちさんがバッケンに行った際,仕入れてきたモノ。
 昨年11月の鹿児島のワークショップでおひろめ・販売されました)

監視カメラがついていたので,きっと先程のスタッフのお姉さんも見ていたと思いますが,「この日本から来た人々は何者なんだろう? よほどの物好きだなぁ」と呆れていたに違いありません……(^^;)

 なんだかんだで2時間ほど滞在し,開けていただいたお礼を述べて,家を後にしました。
 エラズマス・ダーウィンやルーナー・ソサエティについては,いくつか本が出ていますので,紹介しておきましょう。

Erasmus Darwin: A Life of Unequalled AchievementErasmus Darwin: A Life of Unequalled Achievement
(1999/09)
Desmond King-Hele

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The Lunar Men: Five Friends Whose Curiosity Changed the WorldThe Lunar Men: Five Friends Whose Curiosity Changed the World
(2003/10)
Jenny Uglow

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エラズマス・ダーウィン―生命の幸福を求めた博物学者の生涯エラズマス・ダーウィン―生命の幸福を求めた博物学者の生涯
(1993/06)
デズモンド キング・ヘレ

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3つめの本は,1つめの本の翻訳ですが,
みやちさんによると,いくつか図が省略されてしまっているそうです。


●荘厳なカテドラル
 ヨシカワさんからおせんべいの配給を受けた後(久しぶりのしおみさんは大喜び(^^)),隣りのカテドラルの中へ入りました。

リッチフィールドのカテドラル(大聖堂)

 外からも立派な建物でしたが,中も,まさに「荘厳な」という言葉がふさわしい光景でした。ショップで1ポンド払うと,「撮影を許可されています」というシールをもらって自由に撮影をすることができたので,何枚もの美しいステンドグラスをはじめ,心ゆくまでカメラのシャッターを切ることができました。
カテドラルの内部 美しいステンドグラス


 リッチフィールドの街は,日本のガイドブックにはふつう載っていないようですが,英国の人々のあいだでは,この大きなカテドラルのある観光地として知られているようで,けっこうにぎわっていました。
 日本で観光地などにいくと,入館料を払った上に庭やお寺の中は撮影禁止!というケチな(?)ところも多いのですが,イギリスは全般的に撮影OKなところが多く,好印象を持ちました。
 パブで簡単に食事(と飲む人はビール)をしたあと,雑貨屋さん,本屋さん,調理道具屋さんなどを冷やかしながら駅まで歩いて,再び鉄道でバーミンガムまで帰りました。

本屋さん@イギリス,リッチフィールド
本屋さん

お肉屋さん@リッチフィールド
お肉屋さん

トマス・クック社@リッチフィールド
『楽知んカレンダー2007』7月に登場したトマス・クックの,トマス・クック社


 この日は大晦日。さいわい,ホテルのレストランは営業していたので,
そこで食事とビールを少々いただいた後,眠りにつきました……

(つづく)→次の記事


●ちょっとCMのコーナー●
 『たのしい知,みっけ!』No.3&4

製本テープでの製本と,地味な表紙の色のせいか,なかなか売れませんが,
わたくし責任編集『たのしい知,みっけ!』バックナンバー,
頑慈堂ショッピングカートにて細々と販売中。残部ありマス。

買った人からは,
期待してなかったけど,読んでみたら,すごくおもしろかった!」
「いい仕事してんじゃん!」との声,多し。
そぶえくんの「旅行入門 小笠原旅行記」には,トマス・クックの記述もありんす。

楽知んイギリス旅行記(2)リッチフィールド,エラズマス・ダーウィン 

旅行記(1)からのつづき。

コメントでリクエストをいただいた
ので,写真を大きめにしました。
写真をクリックすると,拡大します。


■12月31日(2日目)

●イングリッシュ・ブレックファスト!

 2日目は,バーミンガムから移動して,リッチフィールドという町へ向かいました。しかしその前に,朝食について書かないわけにはいきません。

 朝食は,伝統的な「イングリッシュ・ブレックファスト」でした。ベーコン,ソーセージにスクランブルエッグ,それに焼きトマトと,豆を煮たもの。+パン。

イングリッシュ・ブレックファスト

 どうやらこれが,日本での「ごはんとみそ汁」にあたるようで,バーミンガムでのホテルでは3日間とも全く同じ取り合わせ。またロンドンのホテルへ移動してからも,ほぼ同じセットが出ました。ベーコンは,日本のものとは比べ物にならないほど分厚く,濃い塩味がします。ソーセージも,日本のものとはちがって,ソーセージというより「餃子」に近いような,不思議な食感でした。
 ぼくはけっこう,この朝食が気に入り,毎日がっつり,おいしくいただきました。中には,すこし苦手に感じた人もいたようです。


●リッチフィールドへ
 朝食の話はこれくらいにして,旅に話を戻しましょう。バスでニューストリート駅へ向かって,下宿に戻っていたしおみさんと合流です。

 バスを降りると,いきなり金色の3体の銅像(金像?金メッキ像?)が目に入ってきました。近づいてみると,マシュー・ボールトン(1728~1809),ジェームズ・ワット(1736~1819),ウィリアム・マードック(1754~1839)の像でした。

科学者3人の像,キンキン!

マードックさんの名前は知りませんでしたが,ボールトンとワットは蒸気機関の発明で有名です。
 いきなり,科学史上の人物に出会って,一同大喜び。ひとしきり,写真を撮りました。

写真撮影ぱしゃぱしゃ

 さらに駅に向かって歩いていくと,広場のようなところに,酸素の発見で有名なプリーストリ(1733~1804)や,再びワットの石像(銅像?)もありました。郷土の偉人として,高く評価されているようです。

 駅前は古いヨーロッパ式の建物が残っていて,その1階にはだいたいお店が入っています。「無印良品」など,日本にあるお店もみられました。みんな周りの景色に見とれたり,写真を撮ったりして,なかなか前に進めません(^^;)。かなり余裕をもってホテルを出たのですが,だいたいちょうどいい時間になってしまいました。

保護色 無印良品@イギリス
(右:保護色になってイギリスに溶け込むわたくし。左:イギリスの無印良品)


 しおみさんがあらかじめ切符を予約しておいてくれたので(すばらしい!),それを受け取って,列車に乗ります。自動改札はなく,駅員さんによる検札です。
 旅行中,何度か鉄道に乗りましたが,ロンドンの地下鉄を除いて,すべて自動改札はなく,時には全く切符のチェックがないこともありました。その代わり,違反の罰金が高く設定してあるようなのですが,ちゃんと料金が徴収できるものか,不思議に思いました。

イギリスの鉄道の切符
(鉄道の切符/あくつさん撮影)



●エラズマス・ダーウィンの家
 電車に30分ほどほど揺られ,窓からの風景が郊外の田園になってきたころ,リッチフィールド(Lichfield)に到着です。ここからさらに20分ほど歩いたところに,立派なカテドラル(大聖堂)があり,その脇の小道を入っていくと,めざすダーウィン・ハウスがありました。
 進化論のチャールズ・ダーウィンのおじいちゃんで,医者をしていたエラズマス・ダーウィンさん(Erasmus Darwin, 1731~95)の家です。
ダーウィンハウス入り口

 この人は,医者をしながら「ルーナー・ソサエティ」というサークルを開いて,仲間たちと一緒にたのしい科学研究をしていた「楽知ん研究人」のご先祖さまみたいな人です。

 家の入り口がどこかわからず,一同ウロウロしていると,ドアを開けてスタッフの女性が中に招き入れてくれました。 ここで,さきにイギリスに来てロンドンにひとりで泊まっていたふじいさんと合流することができました。

(ふじいさんは,ほとんど英語もできないのに,ひとりでホテルに泊まり,すでに数日,ロンドンを観光していたとのことです。その度胸と大胆さには,感心しました。)

ダーウィンハウス内部


 今日は大晦日なので,本当は閉館日だったのですが,しおみさんが事前に電話で交渉して,特別に開けてもらえることになっていたのです。おかげでこの日は,貸し切りです! お礼のお土産に,楽知んカレンダーを手渡すコイデさん。しかし,日本語はわかるのでしょうか……(^^;)

 最初に2階で10分ほどのビデオを見せてもらったのですが,断片的にしか英語が聞き取れなかったのが残念でした。しかし,馬車の改良や,超アヤシゲな「しゃべる機械」の発明など,アマチュア的な自由でたのしい発想を持っていたことは理解できました。
 その後,ひとしきり館内を見てまわりました。馬車の車輪の改良の模型や,出版した本の原本の展示,ルーナー・ソサエティのメンバーの紹介などの展示がありました。

原始的コピー機
(エラズマスの発明した,原始的コピー機。
 Aに書いてあるものをうまくなぞるように,Cの把手を動かす。
 すると,鉛筆のついたBも連動して,コピー!
 だけどあまりうまく写せなかった……(^^;))


シルクスクリーンの発明
(シルエットを模写する発明)


ルーナー・ソサエティの面々
(ルーナー・ソサエティに参加していた面々)


 するとそこで,おもむろに○○を取り出したみやちさん……!

(つづく……) →次の記事

楽知んイギリス旅行記(1)日本~イギリス 

 今日から,適当に区切りながら,旅行記をアップしていきます。

【参考】今までの記事
【研究メモ】イギリス関係の科学史の本(1) (12/27), (2)(12/28)
【報告】無事帰国しました (01/08)


●はじめに
 2007年の年末から,2008年の年始にかけて,楽知ん研究所のメンバーとその家族,十数人で,イギリスへ出かけてきました。

 旅の大きな目的は,デーヴィやファラデーがクリスマス講演を行なっていた「ロイヤル・インスティチューション」(王認会館,王認研究所)を見学することです。
 楽知ん研究所の中心メンバーみやちさんたちは,将来「楽知んホール」を建てる,という夢?計画?を持っていて,そのために世界の先行例から学ぶべく,いろいろと見てまわっているのです。

 ぼくは,9月に大学を卒業したこともあり,「卒業旅行」の代わりのようなつもりで,旅に参加しました。ものごころついてから初めての海外ということもあり,また一緒に行く人々がcuriousな=好奇心旺盛な人々であることもあり,どんな経験ができるか,自分が海外へ出てなにを感じるか,ワクワクしていました。

 結果は,期待以上にすばらしい,とっても充実した時間をすごすことができました。これは,その旅の記録です。はじまり,はじまり。


■12月30日(1日目)
●出発

 暮れも押しせまった30日の朝,父親から借りたスーツケースを抱えて,中部国際空港に向かいました。

 空港でみやちさん一家と合流。10時15分発の便で,まずフランスに向かいます。フランスのシャルル・ド・ゴール空港で,成田空港出発のメンバーと合流して,バーミンガムへ飛ぶ飛行機に乗り継ぐことになっています。12時間のフライトで,日本時間の22時(夜8時)すぎ=フランス時間の22-8=14時(午後2時)すぎに,空港に着く予定です。

 高度は約1万メートル,時速は900キロほどを保って,飛行機は飛んでいきました。フランスまで,900×12=10800キロ,地球を約1/4周です。板倉さんの「ヨーロッパ科学史の旅」を真似して,方位磁針を持っていきましたが,磁針の針によれば,飛行機は最初は北に向かって飛び,その後,南西に向かって飛んだようです。
 どこかの時点で,磁針が回転していく時間があったはずですが,眠っているあいだに過ぎてしまったようで,確認することはできませんでした。

 板倉さんたちが旅行した20年前とちがって,飛行機はロシア上空を通過し(当時は冷戦のため,ソ連上空は飛べなかった……はず),スカンジナビア半島の下端をかすめ,デンマーク,ドイツ上空を飛行して,フランスへと入りました。


●乗り換え
 飛行機は予定通り,シャルル・ド・ゴール空港に着きました。こんな巨大な金属のかたまりが,1万kmも飛行して,寸分の狂いもなく着陸する,というのは,現代文明というのは全くすごいものです!

シャルル・ド・ゴール空港

 ここで1時間ほど待って,イギリスのバーミンガム行きの飛行機へ乗り換えです。再度,パスポート&チケットのチェックと,手荷物・身体検査がありました。

 乗降ゲートに向かうと,無事,成田から来たメンバーと合流できました。あくつさん,コイデさん夫妻,ジョンさん,ヨシカワさん。あくつさんの娘さんのちあきさんとは初対面です。はじめまして。

 ゲートを通過して,飛行機までバスで向かいます。見えてきた飛行機の小ささに,少々不安になる一同(^^;)。

小さい飛行機へ乗り換え

ともあれ,これに乗って1時間ほどでバーミンガムへ着きます。
 機内では,なぜか日本のあられが出ました。


●到着!
 緯度が高いので,機内で夕焼けを迎えて,着陸したころにはあたりは暗くなっていました。イギリスの地に降り立つには,入国審査が待っています。簡単な質問に,英語で答えなければなりません。ちょっとキンチョー。厳しそうな女性が,じろじろと眺めてきます。

 「Sightseeing.」「go to Birmingham and London」などと答えていたのですが,なんだかアヤしまれたらしく,「ロンドンではどこへ行くのか?」「ロイヤル・インスティチューションとは何だ?」と,つっこんだ質問をしてきます。だんだんドギマギしてきました。

しどろもどろ,「We are teachers and interested in sciense history.」などどと答えたら,ようやく信じてもらえたのか,なんとか,審査を通過できました。
ガイドブックには,「Sightseeing.」と答えれば簡単に通過できる,
みたいなことが書いてあったのに……

ともあれ,無事に通過できたので,めでたし。荷物も無事に届いていました。
 空港出口では,みやちさんの娘さんで,バーミンガムに留学中のしおみさんが待っていてくれました。家族,3ヵ月ぶりの感動の対面です。喜びあう,みやちファミリーと,それをほほえましく見守る残りの一行。

しおみさんの誘導@バーミンガム

 しおみさんに言われるまま,モノレールと電車を乗り継いで,空港からBirmingham New Street駅へ移動します。ここが,バーミンガムの中心地だそうです。
 さらにここから,タクシー3台に分乗してホテルへ向かいました。荷物が大きく,トランクは開けたままで道路を爆走するタクシー(^^;)。
タクシーでホテルまでトランク開けっぱなし
(証拠写真:右は,あくつさん撮影)


スーツケースが落下しないか,ハラハラしました。あたりはもう暗くて,あまり景色はわかりませんが,レンガ造りの建物なども見え,「お~,イギリスに来たのだ~」という実感が湧いてきます。

 現地時間の16時すぎ,ようやくホテルに着きました。日本では,すでに31日の午前1時になっています。出発から15時間,長い移動でした!

 各自,荷物を部屋に置いたあと,1部屋に集合して,明日以降の予定について打ち合わせです。しおみさんから,イギリスの硬貨のことや,バスの乗り方,簡単な会話などについてレクチャーを受けました。「明後日は,地元のスーパーに買い物にいきましょう」のところで,歓声。やはりcuriousな,ちょっと変わった一行なのでした(^^;)。
 この後,ホテルの近くで簡単な夕食をとって,初日は眠りにつきました……。

(つづく……)→次の記事へ

【メモ】信念,意志,主体性 /NPOバンク,小さな政府 

ちょっとブログ放置気味でした。ごぶさたです。
ずっと旅行記をコツコツ書いていたためです。

今日,ひとまず書き上がったのですが,
校正や写真のセレクトがまだなので,もう少し時間がかかりそうです。
そうこうしているうちに,他に書きたいことがあっても流れてしまうので,
旅行記はまぁぼちぼち,ということにして,更新を再開することにしました。
(以上まえおき,おしまい)

  *

で,遅ればせながら,ちょっと新年の抱負っぽい記事を。

今日,NHKのクローズアップ現代で,
以前このブログで取り上げたことのあるNPOバンク「momo」
登場していた。

以下,NHKの番組サイトから引用;
1月17日(木)放送
私のお金を生かしてください
~市民がつくる新たな金融~


将来の生活のために銀行などの金融機関に預けられ、経済活動を支える個人のお金。経済のグローバル化が進む中、市民にとっては、自分のお金がどこでどう役立っているのか実感が持てにくくなっている。こうした中、いま、市民から出資を募って市民事業に融資する「NPOバンク」や「市民ファンド」が全国各地に設立され、出資する市民が増えている。そうした市民のお金は、地域活性化や自然エネルギー普及などの活動を行うために設立したものの、金融機関からの融資を受けられず資金に困っていたNPOなどの市民事業を後押ししている。これまでの金融の枠組みではできなかった役割を担い始めた「市民出資」。市民出資が広がる背景と新たなお金の流れが社会に及ぼす可能性を探る。
(NO.2522)

スタジオゲスト: 藤井 良広さん(上智大学大学院教授)


これは非常に,おもしろかった。

「銀行に預けておいても,ちっとも利息のつかない預金。
 どうせ預けるなら,自分の意志をのっけて,
 世のため人のためになる使い方をしてもらえるところに預けたい」
と,NPOバンクや市民ファンドにお金を出す人。

また逆に,最初は配当にひきつけられて市民ファンドに出資し,
その結果,身近な環境問題などに興味を持つようになり,意識が変わる人。

NPOバンクからの出資を受け,自分たちのミッションを実行に
うつすことができて,すごくイイ笑顔で笑う,NPOの代表。

みんな,どこかうれしそうな顔をしているのが印象的だった。
そこには,「新しいお金の流れ」と同時に,確実に,
新しい「〈笑顔の流れ〉」があった。

今までのように,政府がお金を吸い上げて,中央に集めてバラまく,
そういうやり方が効率的だった時代は,もう本当に過去になりつつある。

これからは,それぞれが,自分の価値観や仮説,意志や興味に基づいて,
自分で考えて,決断して,
そういう〈意志をのせたお金の使い方〉をしていく。
お金だけじゃなくて,職業や,行動や,生き方。
はっきりとした自己を確立して,主体性や意志を持って生きていく,
ということ。
本当に,そういう時代になってきているのだ,と感じた。

というか,時代がうんぬん,というより,
「そういう生き方をしたもん勝ち」(お先に失礼!)なのだ。
だって,そっちのほうが,きっと,たのしいもん。


税金を払って,政府のやり方が悪いとか,
ブーブー文句いってるんじゃなくて,
自分たちのことは,自分たちで考えて,行動して,
なんとかしていく。

先の見えない不透明な時代に,誰かやどこかをアテにして,
それに依存しようとする発想や姿勢は,もう通用しない。
(※もちろん,誰も信じないということではない,念のため(^^;))

大切なのは,きっと,「個人として自立する」ということだ。
そして自立した個人個人が,気の合う仲間同士あつまって,
プロセスをたのしみながら,わいわいなにかをやっていく。

そういう生産的,建設的な動きが,
もっともっと出てきたら,日本は,世界は,
きっともっとおもしろくなるし,今より少しでも,よくなっていく,
…………かも,しれない(それは,実験してみないとわからない)。


4月から,社会人になるけど,
自分はそういう,〈意志ある生き方〉・主体性を持った生き方を
していきたい。
そして,まだまだ勉強不足だ。もっともっと,勉強したい。
もっと世界について知り,よりよい世界の可能性について探ること。
いろんな人やモノ・コトと出会い,人生をたのしむこと。

そーゆうものに,私はなりたい。


 *

明日は,4月からの職場の,採用時の健康診断である。
う~ん,いよいよ4月が近づいてくるなぁ!
ドキドキ,ちょっとわくわく……

そんな日の,あまりまとまらない,信念の抱負っぽいもの,でした。
なんか読み返したら,字が多くて読みにくいけど,ま,いいや!(^^;)
以上!(読んでくださった方,どうもありがとうございます!)

【参考】
・そんなわけもあって,いま読んでいる本
自分管理術―チャンスに勝つ ピンチで負けない (幻冬舎文庫)自分管理術―チャンスに勝つ ピンチで負けない (幻冬舎文庫)
(2005/10)
長谷川 滋利

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・記事関連,積ん読中
私たちにとって本当に必要な「小さな政府」とはどんなものか?私たちにとって本当に必要な「小さな政府」とはどんなものか?
(2006/05)
跡田 直澄

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NPOバンク,市民ファンドについては,
さわかみ系長期投資の「おらが街ファンド」と並行して,
もう1つありうる「地域をつくるお金の流れ」として,注目しておきたい。


【報告】無事帰国しました 

みなさま,あけましておめでとうございます。
一昨日,無事に日本に帰国しました。

いや~,ロンドンは,想像以上に,すごいところでした。
旅も,ハプニングあり,出会いあり,笑顔ありあり,
ものすごく濃ゆ~い,すばらしいものでした。

またゆっくり,報告を書きたいと思います。
とりあえず帰国のご報告と,あと写真を1枚だけ。

ロンドンの街並み


     *

新年を旅行中に迎えたせいで,
いまいち年が変わった感覚がつかめないままなのですが,
今年は4月からついに社会人,大きな節目の年になります。
(ついでに,ちょうど24歳で,年男なのである!)

生活もいろいろ変化すると思いますが,
まぁこのブログも,ぼちぼちと続けていけたらいいなぁ,と思います。

では,2008年も,どうぞよろしくお願いいたします(^^)

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