ガンジーの楽知ん研究にっし。

仮説を立てれば,毎日が実験室 ── 楽知ん研究,仮説実験授業,書評,長期投資etc.

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【雑記】本は脳の反映/積ん読メモ 

ごぶさたしてます。元気です。

    *

土日は,楽知ん研究所さわかみ合同会社との共催で開かれた,
「親子(孫)で楽知ん!〈たのしい仮説実験講座〉」の
スタッフとして遊びにいってきた(たのしかった!)
  → 楽知ん写真館:親子(孫)でたのしい仮説実験講座 (7/31)

夜は,友達の家に泊めてもらった。

〈基本的価値観・ベースを共有しつつ,
 自分とはすこし好みや問題意識・方向性の異なる友人〉
の本棚をのぞかせてもらうことは,すごくよい(し,おもしろい)。

[よい理由]
自分ひとりではどうしても狭くまとまりがちな
読書の幅(=自分の脳ミソの幅)に
あたらしい風を仕入れる絶好のチャンスだから。

[おもしろい理由]
本棚は,そのひとの脳みそ(価値観など,もろもろ)を反映する。

本を選ぶ,本から情報を入力する,
本を選び,選択され読まれた本(入力情報)が,その人をつくる。
相互作用的に,本棚とその人は深く結びつく。
 (類語:「その人を理解したければ,その人の友人を見よ」)

本棚を見せてもらうことは,
その人をより深く理解することにつながる。

   *

というわけで,
友人の本棚から仕入れたオススメ本情報,メモ。
積ん読に加える/漫喫で読む ことにしよう。


●原田泰『日本国の原則』
日本国の原則―自由と民主主義を問い直す日本国の原則―自由と民主主義を問い直す
(2007/04)
原田 泰(ゆたか)


・リバタリアン
・日本は悪くなってなどいない,豊かになってきたのだ,という
 一貫した基本姿勢(近代化の肯定)


●ウィリアム・バーンスタイン『豊かさの誕生』
「豊かさ」の誕生―成長と発展の文明史「豊かさ」の誕生―成長と発展の文明史
(2006/08)
ウィリアム バーンスタイン

人間の歴史はある一時を境に、「貧困と不合理の時代」と「豊かで合理的な時代」に二分される。高名な投資アドバイザーである著者は、2つの時代を隔てる人類史上最も重要な“境界線”を19世紀に求めた。経済学・政治学に加え、法律学・科学にわたる豊富な知識を駆使し、19世紀、人類が突如として到達した「持続的に富を増大化し得る社会」の構造を明らかにする。



●幸村誠『プラテネス』(モーニング)
プラネテス (3) (モーニングKC (863))プラネテス (3) (モーニングKC (863))
(2003/01/24)
幸村 誠

・亡き奥さんのために……1話ホロリ。


●『レヴォリューションNo.3』
レヴォリューションNo.3 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)レヴォリューションNo.3 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)
(2004/03/05)
金城 一紀

友人曰く「女の子にはススメられないけど,男子高出身者にはこれは~」。
アツさとバカさがよかった。


   *

[おまけ]
 【問1】以上の本のラインナップから推測される人物像を
    300字以内で述べよ。

 【問2】あなたのいまいちばんオススメの本はなんですか?
     よければ,教えてください。

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【メンタルトレーニング入門4】続 ジム・レーヤー『メンタル・タフネス』 

前回からのつづきです。

●3.『メンタル・タフネス―勝ち抜く「精神力」を手に入れる』

メンタル・タフネス―勝ち抜く「精神力」を手に入れるメンタル・タフネス―勝ち抜く「精神力」を手に入れる
(2003/11)
ジム レーヤー


昨日紹介した2冊はいずれもハードカバーでしたが,
この本は文庫なので,手にとりやすいです。値段も手ごろ(710円)。
(ただし,訳文がひどい)

同じ『メンタル・タフネス』という題名ですが,
より後に書かれた本書では,研究が進んだのか,
 
ストレスとリカバリー(回復)のサイクル
がメインテーマに据えられています。

そして,このサイクルのプロセスは,
 ・肉体的ストレスサイクル
 ・感情的ストレスサイクル
 ・精神(知的活動)的ストレスサイクル

いずれにおいても,基本的な仕組みは同じだ,
というとらえ方をします。

重要なのは,ストレスとリカバリーのバランスで,
過度なストレス(オーバーストレス)はもちろんよくないですが,
逆に,ストレスがなさすぎる状態も,よくない。

たとえば,負荷のかからない筋肉はやせ細ってしまうように,
精神的なタフさも,適度な負荷がないと,衰えてしまう。

適度な負荷をかけ続けて,
かつきちんと回復のプロセスをとることで,
徐々に,メンタル・タフネスも増大していく。

(う~ん,要約が下手なので薄っぺらくなってしまいますが,
 もっとちゃんと書いてあります(汗))

(このあたりは,以前紹介した,安保徹『疲れをためない生き方』
 にも通じるところが,けっこうあり)


大切なのは,ストレスを無理に無視して心の平静を保つことではなく,
ストレスからの回復能力を高める(=「弾力性」を高める)こと。

昨日も書きましたが,
ジムさんの言う「タフネス」のイメージは,

 「強い(strong)」

というよりは,

 「強靱」「しなやか」

といった感じです。
固まっている硬さ・強さではなく,状況に柔軟に適応できること
(「柔よく剛を制す」みたいなイメージ?)。


日本語訳のマズさも手伝って,読みやすい本とは言い難いですが,

 ・仕事中,ささいなミスでもけっこう落ち込んでしまう人

 ・自分は「ストレスに弱い」と思っている人
  (それは誤解であることが,読むとわかるでしょう)

 ・成功哲学の本などでは,どうもいまひとつピンとこない人
  (医学・心理学的なアプローチなので,違った切り口)

 ・健康で長生きしたい人

などには,オススメします。


────────────────────────────────

以上4回にわたって,
「メンタル・トレーニング」について,
入り口になりそうな本を紹介してきました。


これらの本を読んだせいかはわかりませんが,
わたくし,職場では

 ・新人とは思えないほど落ち着きがある

と評価されておりますし

 ・朝5時すぎに起きて,夜は11時には寝る
  (このリズムは,休日もまったく変わらない)

という,やたら健康的な生活リズムをキープしています。


以上で,連載はおしまいです。

もし興味を持たれた方は,
まずはどれか1冊,手にとってみてください。

このレビューが,すこしでもお役に立てば,
うれしい限りであります。


では,では!



  ※:しかし,この評価ってどうなんだろうか。むぅ……
    もうちょっと,フレッシュさもアピールしていきたいと思う!
    していきたいと思う!



【メンタルトレーニング入門3】ジム・レーヤー『メンタル・タフネス』 

  連載は,忘れたころにやってくる。

「メンタル・トレーニング」を紹介するシリーズ,
なんやかんやですっかりご無沙汰でやんした(^^;)

今回は,前回の長谷川滋利『自分管理術』の参考文献から
たどって読んだ,ジム・レーヤーさんの『メンタル・タフネス』
という本について,紹介します。


長谷川さんは,メジャーで成功できた要員の1つに,
メンタル・トレーニングの技術を学んだことを挙げています。

で,そのメンタル・トレーニングで有名なのが,
ジム・レーヤーさんだそうな。
邦訳もたくさん出ていて,アマゾンで検索するとたくさん出てきます。

しかしこれがどういうわけか,
み~んな題名が『メンタル・タフネス』!(^^;)
同じ本かと思うと,出版年や出版社がちがって,どうも違う本。
(表紙画像がないものもあって,きわめて見分けにくい……)

そのうち,ぼくが買ったのは3冊,読んだのは2冊。
同じタイトルでも,けっこう切り口が違いました。


●1.『ビジネスマンのためのメンタル・タフネス』
ビジネスマンのためのメンタル・タフネスビジネスマンのためのメンタル・タフネス
(1992/11)
ジム レーヤーピーター・J. マクラフリン



この本では,
 
   エネルギーの4分類

を徹底的に使い倒す,という構成になっています。
「ポジティブ/ネガティブ」と「ハイ(ハイテンション)/ロー」
の2つの軸を組み合わせて,
気分・調子(=エネルギー状態)を4つに分類します。

   ハイ・ポジティブ    │  ハイ・ネガティブ
    エネルギッシュ・活発 │   不安,怒り,恐れ,
    (理想に近い精神状態)│   ピリピリ,攻撃的,皮肉
  ─────────────┼────────────────
   ロー・ポジティブ    │  ロー・ネガティブ
     リラックス,弛緩, │   退屈,無関心,鬱(うつ)
     ゆったり,休息   │   焦り,燃え尽き


(日本風に解釈すると,

  ハイ・ポジティブ = 喜
  ハイ・ネガティブ = 怒
  ロー・ポジティブ = 楽
  ロー・ネガティブ = 哀

 に,おおむね対応させることができそうです)


そしてその上で,
「メンタル・タフネス(精神的強さ)」を,
 必要なとき,必要に応じて,精神状態を変えることのできる能力
と定義しています。

この定義は,なかなか新鮮でした。

日本で「精神的強さ」というと,なにかと
「努力!根性! 頑張れ!」みたいな精神論に行きがちですが,
この定義は,それと違って,極めて冷静で,理性的です。


その精神状態のコントロールは,

 ・なんとなくやる気の出ない時(=ロー・ネガティブ)に,
  なるべく理想的な精神状態に近づける
   (ロー・ネガティブ → ハイ・ポジティブ)

や,

 ・イライラして冷静さを欠いている時,心を落ち着ける
   (ハイ・ネガティブ → ハイ・ポジティブ)

といった移動のみならず,

 ・休息すべきときは,リラックスして,
  無駄なエネルギー消費を抑え,回復する
  (ハイ・ポジティブ → ロー・ポジティブ)

ということも含みます。


自分で,自分の精神状態をコントロールすることによって,
セルフ・マネージメント(自己管理/自己経営)し,
プロフェッショナルとして,高いパフォーマンスを継続する。

もともとは,スポーツ選手向けに開発されたものですが
(ジムさんはもともとスポーツ心理学が専門),
この「エネルギー状態の4分類」と「メンタル・タフネスの定義」は,
フツーの人の普段の生活にも,生かせるところが大きいと思いました。

理論のあとは,具体的なトレーニング方法についても,
いろいろ述べられています(今回は割愛)。

なかなか,いい本です。


●2.『スポーツマンのためのメンタル・タフネス』
スポーツマンのためのメンタル・タフネススポーツマンのためのメンタル・タフネス
(1997/03)
ジム・E. レーヤー


ぼくは買っただけで読まなかったのですが,
ビジネスマン(サラリーマン)ではなくて,
いまスポーツをやっていて,
競技の面でメンタル・タフネスを生かしたいという人には,

 『スポーツマンのためのメンタル・タフネス』

の方が,オススメです。現役選手だけでなく,コーチ,監督,指導者の方にも。



    *

もう1冊についても紹介しようと思ったのですが,
長くなったので,次回へ。

では,また次回。


-------------
[過去の連載]
 【メンタルトレーニング入門1】長谷川滋利『適者生存』(2008/05/24)
 【メンタルトレーニング入門2】長谷川滋利『自分管理術』(2008/05/31)

【出資】コミュニティ・ユース・バンク「momo」 

前回記事の末尾で,初めてのボーナスが入ると浮かれ書いた。

同期の女の子たちは,
ここぞとばかりにタイミングを合わせてくるバーゲンで,
オシャレ服を買ったりしているようである。

男どもは,どうしておるのだろうか。なぞ。
(一般に,男同士は,女性に比べてこういう話をすることが少ない)


●コミュニティ・ユース・バンク「momo」

さて,んで,わたくしの使い道である。
ボーナスの一部を使って,以前から興味を持っていた

  コミュニティ・ユース・バンク「momo」
   http://www.momobank.net/
  NPOバンクmomo

へ出資してみることにした。
(→ 2008/01/17記事【メモ】信念,意志,主体性 /NPOバンク,小さな政府

「momo」は,東海地方のNPOに,
1件300万円を上限として融資を行なう,地域NPOバンクである。

出資は,1口1万円から。利子や配当はない。
現在は,2000口(=2000万円)ほど集まっているようだ。

法律上は,
 「民法上の任意組合」という組織形態
というものをとっているそうだ。
(よくわかっていない(^^;) 詳しい方がいたら,教えてください)


●出資の動機

動機は,

 ○長期投資で将来的に経済的独立が見込めるなら,
  若いうちから,収入の数%には,
 「市場経済にはのらない方面の活動」(非営利活動)で働いていただこうと考えた

というものだ。
澤上篤人さん言うところの「カッコイイお金の使い方」の実践練習。

あと,

 ○他のNPOの情報を仕入れることで,
  NPO法人 楽知ん研究所の活動にも,なにか役立てられるかも?

 ○おもしろい人とのつながりができるかも

など,健全な下心 (^^;)もあってのことである。


まずは,ごく小額,出資してみた。
出資者のメーリングリストやイベントもあるので,
いろいろ,様子をのぞいてみるつもり。


ちなみに,「momo」という名前は,
ミヒャエル・エンデの『モモ』からとっているそうである(^^)
  
モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)
モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)
(1976/09)
ミヒャエル・エンデMichael Ende




●「おらが町」経済の活性化には……

誤解されていることも多いが,
「おらが町の投信」は,直接,地元の会社に投資するわけではない。
そういう意味では,「地域ファンド」とは言えない。

では,なぜ「おらが町の」なのか。どういう解決の仕方があるのか。
その答えの1つに,
今回の「コミュニティバンク」がからみうる,という問題意識でいる。

つまり,長期投資で増やした資産を,
みなが地元に向かって流してやればいいのだ。
「お金の流れが,社会をつくる」のだから。


様子がわかってきたら,また追ってレポートしよう。
乞う,ご期待。


【Web上参考記事】
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