ガンジーの楽知ん研究にっし。

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【わたくし的】心をなだめるのに使う本 

生きていると,心が乱れる日もある。
ざわざわ,イライラ,ぴりぴり。
(なんかね,金曜日の夜にイヤなことがあったらしいよ)

翌日まで引きずってしまった時,整腸薬ならぬ,
「こころを鎮めるクスリ」的に読む本が,数冊ある。

ふらっと,紹介してみよう。
ごく私的なものなので,他の方への薬効は不明,当方保証せず(笑)


●景山民夫『九月の雨』
九月の雨―トラブル・バスター 4 (徳間文庫)九月の雨―トラブル・バスター 4 (徳間文庫)
(1998/04)
景山 民夫



1つ目が『トラブル・バスター4 九月の雨』である。

ラストがうつくしい。映画のシーンのように。
私の白昼の夢は 秋の木の葉に埋もれ
それを秋の雨が濡らしていく
ときはやさしい九月 場所は木陰の小径
私は,秋の風の翼に乗り,想い出の中に帰っていく
2ページ分のエピローグを読んでるだけで,
痛いほど悲しくて,でもうつくしくて,
すぅ~っと,心が落ちついていく,のです。

景山民夫さんの小説は(エッセイも),
いちばん多感な中高生のころに,ずいぶん読んだ。
もう火事で死んでしまったのが哀しい。


●吉本ばなな『パイナップリン』
パイナツプリン (角川文庫)パイナツプリン (角川文庫)
(1992/01)
吉本 ばなな


『キッチン』や他の小説もけっこう好きだけど,
吉本ばななさんの中では,このエッセイがいちばん好きだ。

世に「エッセイ」と名のつくものは,
ほとんどが「ただの駄文」だけれども,この本は違う。

個人的に,いちばん大好きだった人に失恋した時,
しみじみ読んで心をあたためてもらったので(うへー,はずかし(笑)),
その想い出も微妙にからまって浮かんできて,
そういう意味でも,大切な1冊だ。

吉本さんの本は,必ず「あとがき」があって,
読後のデザート,的なおトク感があるのも好きだ。
ていねいに本をつくっている人です。


●梨木香歩『西の魔女が死んだ』
西の魔女が死んだ (新潮文庫)西の魔女が死んだ (新潮文庫)
(2001/07)
梨木 香歩


映画化もされたし,わりと有名どころですね。
最近は,あまり使ってないなぁ。 一時期,必要だった。



●中島敦『李陵・山月記』
李陵・山月記 (新潮文庫)李陵・山月記 (新潮文庫)
(1969/05)
中島 敦


逆に,増長したり,仕事に気が入らず雑になって凡ミスしたり,
そういう方向に心がフレ気味の時は,これを読む。

我が臆病な自尊心と,尊大な羞恥心との所為である。
己の珠ならざることを惧れるが故に,敢て刻苦して磨こうともせず,
又,己の珠なるべきを半ば信ずるが故に,
ろくろくと瓦に伍することも出来なかった。
~~
益々,己の内なる臆病な自尊心を飼いふとらせる結果となった。
これは,昔のブログに,エピソードを詳しく書いたことがあるけど,
恥ずかしいのでリンクは貼らない(^^;)。
(興味のある方は探してみてください)



「君は君でいいのだよ。自分が思うまっすぐを生きてればいいよ」
と,自分だけでは自分を支えきれなくなった時,
本に応援してもらって,信念を再確認するんです。

まっすぐ生きてる人が好きだ。
失敗したって,笑われたって,


まっすぐ生きてる人が好きだ。

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