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【思い出】『恋愛について、話しました』のこと 

『恋愛について、話しました』表紙画像恋愛について、話しました。
(2005/09)
岡本 敏子よしもと ばなな



岡本敏子,岡本たろーと「出会った」のは,
この本であったと思う。

大学3か,4年の時だった(たぶん3かな?)。

ぼくがいた辺境キャンパスには,色気のない本しかなかった。
この本と出会ったのは,
ドーバー海峡をわたって,「大陸」の方の生協(第2)。
平積みされていた場所まで,鮮明に映像として,覚えている。

その時は,買わなかった。
再会は,どこだろう? 昨年のいつか。

 「まっすぐに,生きる」

ということについて,本当にこんなにまっすぐ,
鮮烈に生き抜いて,まっすぐに愛して,

……う~ん,なんて言うのかなぁ。
うまく言えない。

   *

聞き手(対談だが,ほとんど聞き手にまわっている)のよしもとばななさんも,
「まっとうに生きる」(という表現で適切かはわからないが…)ということを,
すごく,大事にしている作家さんだと思う。


恋愛だけじゃなくて,他人や自分と,まっすぐに向き合って,
きちんと「ごまかさずに生きる」,ということについて,
読むと,すごく背筋を ぴん! と伸ばしたくなる,そんな1冊です。

「清冽」とか「ごまかさない」とか
「ごまかさいことで痛みを感じる時もある。それでも/それこそ」とか,

「絶対感をもって生きる」とか,
「決心して,決めた。それで岡本太郎になった」(p.49)とか,
 そういう本です。

ほんのすこしだけ,挿入されているカラー写真も,
すごく秀逸な選択で(64ページと65ページの間の
写真なんか,本当にすごい),美しい色の装丁も含めて,
とても「ていねいに作られた本」だと思う。

時々,迷ったときや揺らいだときや,
まっすぐでいることが難しくなって,気持ちがいじけそうになった時,
ぱらぱらと読み返す。


静かで,“品性”のある,いい本です。

おやすみなさい。

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