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楽知んイギリス旅行記(8)ロイヤル・インスティテューション 

旅行記(7)からのつづき。
写真は,クリックすると,拡大します。(一部不拡大)


■1月4日(6日目)
●ロイヤル・インスティテューション見学

 旅も6日目,実質,今日が最終日です。この日は,10時半にロイヤル・インスティテューション Royal Institution にうかがう予約がしてあります。あくつさんが,事前にスタッフの方とEメールのやり取りをして,予約をとりつけてくださったのです。

 ホテルを出発して,トラファルガー広場を通過し,土産物屋さんに寄ったりしながら,のんびり向かいました。目指す建物は,デパートや高級ブランド品のお店が建ち並ぶ通りを抜けたところにありました。なんだかとても「科学」には馴染まない感じがする立地です(お店が後からだんだん進出してきたのかもしれませんが)。

 そしてなんと,目的のロイヤル・インスティテューション,全・面・改・装・中!でありました……。

改装中のRoyal Institution

ホームページに「改装中です」みたいなことが書いてあったそうなのですが,あくつさんも「まさかここまでとは思わなかった」とのこと。

 外面に建設現場のような足場が組まれているのみならず,スタッフの さんの案内で中に入ると,どの部屋も壁がはがされていたり,床の張り替え中だったり……(^^;)。1800年代当時に使用された実験器具などは,別の場所へ運び出されているし,ファラデーさんの像はスッポリと保護用の板で囲われているし……たいへん,残念でした。

ファラデー像のすがた…… 全面改装中
(あくつさん撮影)

 それでも,クリスマス講演の行われていたホール(ちなみに講演は現在も行われている)や,講師控室など,いくつかの部屋を見せてもらうことができました。

ホール内部 2階席から
(クリスマス講演の行われるホール)


研究室 実験器具(真空鐘も)
(ホール隣りの実験室,左写真はあくつさん撮影)


 ホール内も工事中でしたが,それでも,座席などに座ることができ,かなり急な勾配であることもわかりました。これなら,かなり後ろの席でも,講演者の演台での実験をはっきりと見ることができます。
 こういうことは,実際に行ってみないとなかなかわからないことなので,今回の旅の収穫,と言うことができるでしょう。

 スタッフの さんも,質問にはたいへん丁寧に対応してくれましたし(みやちさんは経営状態のことなど,かなり突っ込んだ質問をしていた(^^;)。が,嫌な顔ひとつせず対応してくれたのでした。ステキ),

スタッフの方とQ&A

「自分たちも,日本でこういうホールをつくりたいのだ」という話をすると,資料の提供など,できる限りの協力をする,というありがたい申し出をしてくれました。
 おみやげに最近のクリスマス・レクチャーのDVDまでいただき,それなりの収穫を得つつ,建物を後にしたのでした。


●Sさんのお店へ
 この後,昨日お世話になったSさんの働いているお店がすぐ近くだ,ということで,みんなでそちらへ向かいました。大きな通りからすこし入ったところにある「William Curley」というお店です。
 お店のウィンドウには,「Britain's Best Chocolatier 2007」の文字が。ほへ~,すごい。

Best Chocolatier

並んでいるチョコレートやケーキも,かなり高級そう(そしておいしそう!)です。
おいしそうなケーキたち


 売り場の横がカウンターバーになっていて,ここでケーキなどを注文して食べることができるようになっています。Sさんはお店の人に頼んで,ひと通りのケーキを並べてくださいました。どれもまぁ,おいしそうです(^^;)。

カウンターバー

「ひとり1コしか味わえないのはもったいない,いろいろ味見してみたい」と思うのが,人の情でありましょう。ちょっとお行儀が悪いですが,みんなフォークを持って,あちこちのお皿を回ることに……(^^;)。「これ,うまい!」「こっちもおいしいよ」わいわい,がやがや…… 昨夜に引き続き,幸せな時間でありました。ごちそうさま。(Sさん,たいへんお世話になりました(^^;))


●ナショナル・ギャラリーへ
 この後はまた各自散開して,自由時間です。私はまたまた,みやちファミリーと行動を伴にさせていただくことにして,先程とおってきたトラファルガー広場に引き返し,ナショナル・ギャラリーと,そのお隣,肖像画(ポートレイト)ばかりを集めたナショナル・ポートレイト・ギャラリーを見てまわりました。

National Gallely
(National Gallely 外観)


 ナショナル・ギャラリーでは,ゴッホの「ひまわり」を生鑑賞。ポートレイト・ギャラリーでは,板倉さんの『科学と科学教育の源流』に出てくる,サミュエル・ピープスや,デーヴィ,ファラデー,ボールトンなど,たくさんの科学者たちの肖像と出会うことができました。リッチフィールドのエラズマス・ダーウィンさんとも“再会”しました。

 「肖像画ばかりを集めた美術館」とは,おもしろいコンセプトを考えたものです。これは,貴族のたしなみ?として肖像画を描かせる,という伝統があったから可能になったことなのでしょう。大満足で,美術館を後にしました。

 私たちは見逃してしまったのですが,後日,ここを訪れた藤井さんは,売店で『連鎖反応:英国科学・技術のパイオニアたち,そのつながりの物語』という本を見つけたそうです。

Chain Reactions: Pioneers of British Science and Technology and the Stories That Link ThemChain Reactions: Pioneers of British Science and Technology and the Stories That Link Them
(2001/04)
Adam Hart-Davis
(National Portrait Gallery Pubns , 2001)


商品詳細を見る

科学者の肖像ばかりを集めて,その人物の相関関係を解説する,なんて,我々の問題意識にぴったりの本です。藤井さんは帰国後に,Amazonでの取扱いがあることも教えてくださったので,見逃してしまった我々も,本を注文することができました。

 このあと,ロンドン最後の夜は,みんなパブへ繰り出したり,ナショナル・ギャラリーを再訪してじっくり絵を観たり,思い思いに過ごしたようです。私は疲れが出て,食欲もなかったので,帰りの飛行機の中で気分が悪くなってもいけないと思い,ホテルで寝てすごしました。(翌日には元気を取り戻していましたので,寝ておいて正解だった……)

 そんなわけで,ロンドン最後の夜はふけてゆきました……

(次号,最終回) →次の記事

コメント

百聞は一見にしかず

ガンジーさんへ
ロイヤル・インスティテューションの中に
入ることができてよかったですね。
やはり百聞は一見にしかず,
実際に自分の目で確かめるのが一番です。

肥さん #UZMmABYg | URL | 2008/01/29 20:10 * edit *

>肥さん

そうですね。
だから,どれだけインターネットが発達しても,「リアル」の世界の意味がなくなることは,けしてないでしょうね。
その場,その時の音,空気,会話,そういった全てで,「体験」「記憶」が作られます。
それは,なにものにも替えがたい……

ガンジー #gJtHMeAM | URL | 2008/01/30 15:25 * edit *

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