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【モネ展】モネが支持されるまで 

遅めの夏休みをとりました(お盆は休みをとらなかったので)。

昨日は1日,おもいきしドベーーっとし,
 (半年ぶりに「笑っていいとも」を見た。
  心ゆくまで昼寝をした。あーしあわせ。)
今日はさすがに飽きたので,お出かけ。

名古屋ボストン美術館で「モネ展」を見てきました。

平日の昼間ということで,美術館ひとりじめ,みたいなことを
期待して行ったのですが,甘かったです。
マダムたちが,たくさんいらしていた!


でも,キレイにまとまっていて,よい展示でした。
モネの画風の変化や,仲間から受けた影響/に与えた影響,
浮世絵から受けた影響,創作の工夫,などなど。

展示の中では,「積藁」と「ルーアン大聖堂」が特によかったなぁ。
(「睡蓮」は,ぼくはあんまし好かんわ)
光のとらえ方と描き方が,すごいと思いました。(←あぁ,表現力の貧困…(^^;))

  *

そして,図書コーナーで,
『まんが印象派の画家たち』というマンガを読みました。

まんが印象派の画家たち〈1〉 (アートコミック)まんが印象派の画家たち〈1〉 (アートコミック)
(1999/01)
本田 諭島田 紀夫

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まんが印象派の画家たち〈2〉 (アートコミック)まんが印象派の画家たち〈2〉 (アートコミック)
(1999/02)
本田 諭島田 紀夫

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「印象派」という言葉は,最初は侮蔑の言葉だったそうです。
評論家が,こきおろすために使ったらしい。へー,へー。

当時のサロン(権威)からは評価されなかった,自分たちの絵。
それならと,彼らは,自分たちで展覧会を開き,競売をかけ,
でも,失敗を重ねたり,酷評されたり,困窮したりしつつ。

すこしずつすこしずつ,理解者・支持者を増やしていって,
ついには,社会的評価を勝ち取っていきます。
(しかしその頃には,彼らはすっかりみんなおじいちゃんになり,
 戦争や病気のために,志半ばで亡くなったメンバーも……)

「真理は10年にして勝つ」
創造的な仕事が評価されるには,時間がかかるのでした。
このあたりは,
絵画も,科学史(科学の歴史)とまったく共通の構造があります。


展示には〈モネに影響を受けた画家たち〉の絵も
紹介されていたのだけれど,図録資料を立ち読みして,
その人たちがみんなモネより年下であることも確かめました。

同い年や年上,守旧派は,メンツやらもあって,
多くの場合,変わらない(変われない)のです。

あるものが社会的に評価される時,
それは,守旧派が予想変更するのではなく,
古い価値観や権威にとらわれない,若い人たちや大衆に
支持が広がっていって,なしとげられます。

政治然り。科学の仮説然り。
画期的新商品(たとえばパソコン)然り。
(そしてもちろん,仮説実験授業も。長期投資も。)

そんなことも確認できました。


オンオフ,程よいバランスで,よい休日でした。
さて,明日からまた,おしごと,おしごと。

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